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第17回上本町SDGs大学 「やさしい日本語のBOSAI(防災)体験!~自分の命を守るためにできること~ 」を開催しました。- PREX Island

PREXスタッフ SDGs
第17回上本町SDGs大学 「やさしい日本語のBOSAI(防災)体験!~自分の命を守るためにできること~ 」を開催しました。

3月22日(土)に第17回上本町SDGs大学を開催しました。日本で暮らす外国の方を主な対象として、やさしい日本語で防災の大切さを学ぶ場を提供しました。

  

今回の上本町SDGs大学では、体験型防災学習施設の「阿倍野防災センターあべのタスカル」にも訪問をして、地震発生直後から避難するまでの間に取るべき行動や、津波避難、震度7体験等の体験学習もしました。

講師は、防災士であり、ママコミュ!ドットコムの代表も務める出水眞由美氏です。あべのタスカルでの体験学習の前に、やさしい日本語で、カードゲーム等を使いながら、防災についてのレクチャーをしていただきました。特に「自助」と「共助」の大切さについて、参加者の皆さんに伝えていただきました。災害時に、自分が助からないと、自分の大切な人を守ることはできないというメッセージは、参加者の皆さんの心に響いていました。


事後アンケートのコメント(中国の方)
家庭用防災バッグを準備することの重要性を再認識しました。また、定期的に更新することも必要です。 あべのタスカルのセンターでは、消火器の使い方や、煙が充満した部屋で身を低くして避難する体験は地震を発生時に役立つと感じました。災害時には、まずは自助が第一であり、その後に共助も大切です。                           


先日、「南海トラフ巨大地震」について、国が新たにまとめた被害想定等が発表され、ニュース等で確認された方も多いかと思います。「南海トラフ巨大地震」は、30年以内の発生率が「80%程」ということで、日々の備えは非常に大切です。
地震を避けることは出来ませんが、自分の身を守る用意は今日から始めることができます。
今回の上本町SDGs大学では「防災」をテーマに取り上げました。
参加した皆様の命を守る行動に繋がれば嬉しいです。

【参考資料】
南海トラフ地震対策 : 防災情報のページ – 内閣府
外国人のための減災のポイント(やさしい日本語と多言語QRコード対応) : 防災情報のページ – 内閣府
【詳しく】南海トラフ巨大地震の被害想定 国が見直し新たに公表 津波の高さは 死者・避難者数は 私のまちは | NHK | 地震

(担当:児島、狭間、荒木)

  • 掲載日:2025年4月10日
  • 研修名:上本町SDGs大学第17回
  • 氏名:PREX児島・狭間・荒木
  • 役職・職名:国際交流部

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