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この地球は、先祖から継承したのではなく、私たちの子どもたち、子孫から、借りているのです。- PREX Island

PREXスタッフ SDGs
第7回上本町SDGs大学「SDGs×環境~神々と自然と共に生きる観光地バリから学ぶ」を開催しました。

「この地球は、先祖から継承したのではなく、私たちの子どもたち、子孫から、借りているのです」

こちらの言葉は皆さんの心にどのように響いたでしょうか。
ネイティブ・アメリカンの格言であり、一般社団法人アース・カンパニーのスタッフの皆さんがとても大切にしている言葉だそうです。(アース・カンパニー・ビジョン

今回の上本町SDGs大学は「SDGs×環境~神々と自然と共に生きる観光地バリから学ぶ」と題し、世界有数の観光地インドネシア・バリ島で、「経済がまわるほど人・環境・社会が良くなる循環の仕組み」を実現しようとバリ島エシカルホテル事業に取り組んでいるアース・カンパニーのプロジェクト・マネージャー藤本亜子さんに、バリ島の環境や人々の暮らしとエシカルホテル事業についてお話いただきました。

皆さんは「トリ・ヒタ・カラナ」という言葉を聞いたことがありますか?

「神々との調和・人々との調和・自然との調和。この3つの調和が幸せの原則である」というバリ人が最も大切にしている考え方のことだそうです。バリ島はとても自然が豊かで、村組織が強く、村民はほとんどの収入を村の宗教行事に使うほど神々を大切にしているそうです。昔の日本をご存知の方がバリ島を訪ねると懐かしい気持ちになるそうですよ。

バリ島は観光客も多いですが、神々と人々と自然を大切にする考え方に共感し、数多くの外国人が移住して、環境に配慮した暮らしや活動を始めているそうです。環境に関心の高い外国人がオーガニック製品を購入する結果、地元の人も昔のようにオーガニック製品を販売し始めています。

しかし、バリ人が使う水の量は1日180リットルに対し、プール付リゾートホテルに宿泊する観光客が使う水の量は2,500リットル。バリ人が排出するゴミの量は1日0.7kgに対し観光客は3.7kg。そこで、バリ島で活動をしているアース・カンパニーは、アースバッグ技法により土を使ってヴィラを建築し、エネルギーは太陽光、水は雨水を利用し、ホテルの畑で育てたオーガニック野菜を提供するエシカルホテル事業を開始しました。電気・シャワー・トイレの各設備から、朝の瞑想ウォークといったプログラムに至るまで全てにおいて自然との調和をテーマにしています。(アース・カンパニーのエシカルホテル事業

講師はとてもお話がお上手で、話しながらもチャットに書かれた質問に適宜回答するというオンラインながらも、とてもライブ感のある講演に、参加者の皆さんは引き込まれている様子でした。その後3名ずつに分かれて意見交換をしたところ、自分ができることは何か様々なアイデアが出されました。小さなことでいいのです。小さなことから自分が始めることが、私たちの子ども・孫・子孫のためになっていくのだと思います。

自然との調和は私たちの心も穏やかにしてくれます。「トリ・ヒタ・カラナ」は私たち日本人とも親和性の高い考え方だと思います。スマホを家に置いて近くの公園を散歩しながら、自分の子どもや孫の世代が住む未来について思いを馳せてみる休日もいいかもしれませんね。

講師: 一般社団法人アース・カンパニー プロジェクト・マネージャー 藤本亜子さん
※アース・カンパニーはオペレーショングリーンという組織のエコシフトをサポートするサービスも手掛けておられます。気になる方はこちらをチェック。

  • 掲載日:2021年2月16日
  • 研修名:上本町SDGs大学第7回
  • 氏名:奥村

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