PREXビジョン
PREXは、
人材育成を通して、イノベーションを喚起し、
異なる価値観を持った人々が互いに認め合い、
共に支え合える社会の実現に貢献します。
ビジョン策定の背景
- 私たちは、世界の人々が互いに連携してイノベーションを起こすことで、一人ひとりが生きがいを感じられる社会(以下のような3つの社会)を目指し、それらの社会を実現したいと考えている人々を支援します。
1、いろいろな文化、価値観、課題、考え方を持った人々が、国や人種、宗教や歴史、年齢や性別、環境や立場を越えて、お互いを尊重し、支え合いながら『共生する社会』
2、自分のことだけではなく、関わる『すべての人の幸せを大切にする』と共に、私たちとつながっている世界の人々、『未来のことへも関心を向けられる社会』
3、誰もが生き生きと暮らすことができる『持続可能な社会』
ビジョン達成の手段
- PREXは、一人ひとりが持つ知識の共有を図り、連携して新しいものが生み出される場を提供します。
アクションプラン:ビジョン2030達成のための行動計画(2025年までの目標)
1、研修事業で持続可能な社会づくりを目指す人材の育成を
- 研修を多様なバックグラウンドをもった人々が集まり、相互理解を深める場とする
- 私たちの目指す3つの社会を達成するための視点を、研修に取り入れる
2、関西の国際化を支えるダイバーシティの実現を
- 在日留学生が活躍できる、日本で働く外国人に働きやすい環境を
- 留学生や青年海外協力隊経験者などの国際人材と中小企業の架け橋になる
- 関経連が提唱する「Look West」の視点のもと、ABCプラットフォーム等の事業で連携を図り、関西とアジアの共生と双方向性を通じた交流の促進をリードする
3、PREXのネットワークを活用し、SDGsに貢献を
- PREXがもつネットワークを活用し、途上国に裨益するSDGsビジネスを支援する
- SDGs達成のためのパートナーシップを生み出す
(SDGsゴール17への貢献)
4、人が集まる広報を
- 『PREXビジョン2030』に共感し、協力したいと思う人が集まるような情報を発信する
- PREXからの一方向の情報発信に留まらない関係づくりにつなげる
5、組織の中からビジョン達成を
- 職員それぞれの状況にあった働きやすい環境をつくる
- 職員一人ひとりが働き甲斐を感じる職場づくりを目指す
- 職員一人一人の多様性や双方向性、そしてSDGsに対する理解をさらに高め、ビジョン達成を目指す
- CSR調達に取り組む
『PREXビジョン2030』に込めた思い
私たちは設立以来、研修や人的交流といった事業を通して、人と人が出会いそれぞれの考えや思いを共有できる場を提供してきました。その中で人が感動し、気付きを得ることで考え方が変わり行動の変化をもたらし、そこから新しい価値が生まれることを実感してきました。そのような行動を起こす人たちが増えることが、それぞれの組織、地域、国、そして世界のよりよい発展につながると確信しています。
私たちの願いは、世界が平和で人々が幸せに暮らしていけることです。
事業を通じて、途上国をはじめとした各国と日本の経済と社会のよりよい発展によって、一人ひとりが生きがいを感じられる社会の実現に貢献します。
現在の世界の状況を鑑みると、自国第一主義や宗教戦争による多様性への忌避感、地球温暖化による自然災害の増加、コミュニティ崩壊による孤独を感じる人々の増加など、様々な地球規模での課題が山積しています。
グローバル化の流れは止めようもなく、課題はより広範囲に複雑化しています。
そんな時代だからこそ、PREXがこれまでに得た経験とネットワークを活かし、いろいろな文化や考えを持った人が互いに認め合い、共に支え合える社会、自分のことだけではなく関わるすべての人の幸せを大切にする社会、そして世界の人々や地球環境の未来を見据えた誰もがいきいきと暮らすことができる持続可能な社会を目指します。
(2020年4月作成)