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皆さんにとって「貧困」はどこか遠い国の知らない人たちの問題でしょうか?- PREX Island

PREXスタッフ SDGs
第9回 上本町SDGs大学「子どもの貧困~おてらおやつクラブの活動現場から~」を開催しました。

最近ではコロナウイルスの影響もあり、「子どもの貧困」問題が話題に取り上げられ、日本でも貧困問題に注目が集まっています。
9月30日に開催した第9回「上本町SDGs大学」では、お寺の「ある」と社会の「ない」をつないで「子どもの貧困」問題の解決を目指す「おてらおやつクラブ」理事の福井良應様よりご講演いただきました。
「おてらおやつクラブ」は、お寺への「おそなえ」を仏さまからの「おさがり」として、子どもたちをサポートする支援団体との協力を通じて、経済的に困難な状況にある家庭へ「おすそわけ」をする活動を行っている団体です。

現場での活動をもとに具体的なデータと事例を交えたお話をいただき、講演後の質疑応答では参加の皆さまから様々なトピックで意見交換が行われ大変盛り上がりました。

☆貧困問題の解決は行政がより力を入れて担うべき問題ではないのだろうか?
☆日本の貧困問題の1番の原因はなんだろう、孤立?社会の分断?支援の輪の少なさ?
☆困っている人が一番必要としている支援はなんだろうか?

私たちの身近な問題として「貧困問題」が起きている。そして、その「貧困問題」を見過ごしてしまっている。
福井様の講演と質疑応答を通じて、そんなことに改めて気づく大変貴重な時間になりました。
今回のイベントを機に関心の輪、そして支援の輪が少しでも広がると嬉しいです。

  • 掲載日:2021年11月22日
  • 研修名:上本町SDGs大学第9回
  • 氏名:児島
  • 役職・職名:国際交流部

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