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PREX×JICA関西シンポジウム 【パネルディスカッション】(前半):世界とともに歩む5人の登壇者。- PREX Island

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PREX×JICA関西シンポジウム パネルディスカッション(前半)

左から 河添 靖宏氏:海士町郷づくり特命担当グローカルコーディネーター
遠山 晴香氏:ダイキン工業株式会社 ダイキンフィリピン社 出向 営業企画マネージャー
コーディネーター 大野 泉氏:政策研究大学院大学(GRIPS)教授
日比野 純一氏:特定非営利活動法人エフエムわいわい理事
半井 真明氏:合同会社CHEZA 共同代表

登壇者紹介:世界とともに歩む5人の登壇者。

「国際協力」、ひと言では語りつくせない経験からの学びを共有したい。:大野 泉氏(政策研究大学院大学(GRIPS)教授)

基調講演に続いてパネルディスカッションでは、「世界とともに 歩む。国際協力=日本と世界をつなぐヒト・コト」をテーマに、企 業、NPO、地方自治体など多様な立場で情熱を持って国際協力 や多文化共生にかかわっておられる4人の皆様に、それぞれの活 動経験を交えて、何を見て、何を感じ、何を学んだのかをお話しいただきました。

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国際協力と多文化共生は、1本の線でつながっている。:日比野 純一氏(特定非営利活動法人エフエムわいわい理事)

エフエムわいわいは、阪神淡路大震災で生まれた多言語放送の災害ラジオ局です。
当時、被災地には約8万人の外国人がいて、言葉の壁、心の溝、制度の壁が、外国人被災者の前に立ちはだかりました。
ラジオで、震災関連情報を言葉の壁を超えて伝えました。
その後ラジオ放送だけではなく、外国人などマイノリティーが暮らしやすい「まちづくり活動」に取組む地域拠点へと変わっていきました。

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教育と、スポーツ、この2つを掛け合わせて国際人としての素地を育む。:半井 真明氏(合同会社CHEZA(チェザ)共同代表)

今、私たちは、スポーツを絡めたアフリカと日本をつなぐユニークなプロジェクトに取り組んでいます。
英語でスポーツを教えるアカデミーで、現在、神戸市内に4つ拠点があり、主にアフリカの人材にコーチになってもらっています。
子どもたちが大きくなった時に、国際人としての素地ができるんではないかと思っており、力を入れて取り組んでいるプロジェクトです。

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グローバル企業に身を置き、世界とのかかわりの中で実感したこと。:遠山 晴香氏(ダイキン工業株式会社 ダイキンフィリピン社 出向 営業企画マネージャー)

ダイキンが取り組む空調市場において、アセアンで直面している課題は3つあります。
まず空調に使われる冷媒を通じた地球温暖化。次にカーボンニュートラル化。最後に空調機据え付けサービスに関わる技術力の向上です。
相互の学び合いや共創、多様性や共生が、国際協力でもビジネスにおいてもキーワードです。
ダイキンが大切だと考えているのは、拠点各地のニーズを満たす「生産地域への最寄り化」と他国の事例を参考にあたらしい地域展開に活かす「地域横串」の視点です。

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地方の人口減少、高齢化、あるいは財政難、担い手不足、これは世界どこでも共通。:河添 靖宏氏(海士町郷づくり特命担当グローカルコーディネーター)

今、海士町は、住みよいまちづくりと、魅力ある人、活力のある仕事を実現していこうと取り組んでいます。
一つは高校生が、学校の外に出て、地域の人から学ぶ「教育の魅力化」です。ブータンの人たちとの交流で世界とのつながりから学び、世界に発信できる魅力ある人、そういった人たちを育んでいくことです。

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  • 掲載日:2024年4月26日
  • 研修名:PREX×JICA関西シンポジウム
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