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【役員リレーコラム⑩】キーウ市・ウクライナへの市民ぐるみの支援について- PREX Island

日本の公的機関
PREX評議員 京都市 総合企画局 国際交流・共生推進室 室長 西松 卓哉 氏

キーウ市・ウクライナへの市民ぐるみの支援について

2月24日のロシア軍による軍事侵攻により、本市の姉妹都市であるキーウ市をはじめ、ウクライナの多くの都市において、人命が失われ、街が破壊されています。戦禍に見舞われたキーウ市、また,ウクライナに対して、この間、姉妹都市として何ができるのかを考え、取組を続けてきました。
侵攻直後から開始したキーウ市に送付する寄付金については、市民や企業・団体等の賛同・協力により、多額の寄付が集まりました。また、姉妹都市のモニュメント前に設置した献花台には、お亡くなりになられた方を悼み、速やかな平和を願う花があふれるほどに捧げられ、市民をはじめ大変多くの皆様が心を寄せていることを実感しました。
3月2日には、日本政府としてウクライナから避難された方の受入れが表明されましたが、姉妹都市である本市としても一早く受入れ準備に着手し、これまで姉妹都市交流を市民ぐるみで行ってきた経緯を踏まえ、3月18日にキーウ市と交流を重ねてきた市民団体、大学連携組織、経済界、国際交流協会等とともに「ウクライナ・キーウ京都市民ぐるみ受入支援ネットワーク」を設立して、避難された方をお迎えする体制を整えました。
以降今日まで、多くの個人・企業・団体から,住宅や物資,寄付金の提供や、通訳ボランティアの申し出をいただき、こうした支援の下、すでにウクライナから6組の方が避難して来られています。また,学びの機会を失ったウクライナ学生に向け、いくつもの大学・日本語学校が受入れを表明されるなど、多くの方の力によって、避難者の方の受入れが進められようとしています。
キーウ市と京都市は、昨年姉妹都市50周年を迎えました。現在、同市そしてウクライナは極めて厳しい状況に置かれていますが、こうした有事の時にこそ姉妹都市として、平和の回復や復興、避難者の受入れに、市民ぐるみでできる限りの支援を行って参ります。

献花台

二条城ライトアップ

  • 掲載日:2022年5月6日
  • 企業名:京都市 総合企画局 国際交流・共生推進室 室長
  • 氏名:西松 卓哉 氏
  • 役職・職名:PREX評議員 

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