【PREXリレーコラム №6】アジアのイノベーション・ハブ大阪・関西の実現- PREX Island
日本の公的機関
PREX理事 大阪商工会議所 国際部長 根来 宜克 氏
大阪商工会議所では、2020年～2022年を対象とした中期計画「たんと繁盛 大阪アクション NeXT ～産業×都市×基盤で新しい豊かさを共創～」にて、2025年～2030年の大阪・関西がめざすべき都市像として「アジアのイノベーション・ハブ大阪・関西」の実現を掲げています。その実現のため、大阪・関西に強み・ポテンシャルがあり、大きな成長が期待される先端分野において、研究開発や産業の集積をはかり、国内外から多様で高度な人材・企業を惹きつけ、大きく育てることで、日本全国・アジア・世界へ賑わいの好循環を拡大することを目指しています。
そうしたなか、皆さんご存じのとおり、大阪・関西ではビッグプロジェクトが目白押しです。2025年の大阪・関西万博はもちろん、万博前後には、うめきた2期街びらきや中之島未来医療国際拠点の設置、大阪公立大学の森之宮新キャンパス開設、舞洲でのIR開業など、このタイミングを逃して「アジアのイノベーション・ハブ」実現、「国際都市大阪・関西」の実現はありえないと思えるほどの絶好の機会と思います。
ただ、こうしたプロジェクトを活かしてイノベーション創出や多様な方々が活躍する国際都市 大阪・関西を実現するのは、やはり「人」が重要で、PREXが長年にわたり育成に取り組まれた人材の活躍とグローバルネットワークがまさに期待されるところではないかと思います。
観光客を含め海外の方々と大阪・関西人が、当たり前のように双方向で往来あるいは生活し、街に多様な方々が溢れ、色々な言語が飛び交う賑やかな風景を想像するだけでワクワクしますが、理想の街の実現に、微力ながら少しでも貢献できればと思います。
- 掲載日：2022年2月1日
- 企業名：大阪商工会議所
- 氏名：根来 宜克 氏
- 役職・職名：国際部長（PREX理事）
