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国際化を支えるダイバーシティの実現を③:信頼関係で変化の大きな時代に対応します。- PREX Island

日本企業の方々 SDGs
SDGs/ESGから考える外国人技能実習制度③:大阪生野区の平田工業です。

平田工業株式会社が考える外国人技能実習制度

当社は67年の歴史を持ち、物づくりのノウハウは他社に負けません。
そういった自負を持つ職人気質の社員が多く、そのため変化を好まない社風が今もなお残っています。
しかしながら、変化の大きい時代に適応できるよう、ダイバーシティの推進を行っており、その一環として、何ができるか模索していたところ、外国人実習生の存在を知り、その受け入れを検討し決定しました。
日本人社員・派遣の採用難に加えて、他社さんから聞く実習生の労働意欲に興味があったということもあります。
企業と実習生の関係も非常に良いと思います。
実習生からは、「相談したらすぐに対応してもらえる」、「仕事を丁寧に伝えてもらえる」、「分からないときは嫌な顔をせず分かるまで教えてもらえるので、しっかりと技能を習得できる」、また、「休憩中もコミュニケーションをとってくれてとてもうれしい」、「仕事をしていて楽しい、平田工業に来てよかった」という声を聴いています。
私達も良かったと思っています。
日本人社員は、方言や略して話すことが多いのですが、実習生たちが分かる単語を探して話していました。
翻訳機も用意していたのですが、ほとんど使わず熱心に教えたことが信頼関係に繋がったと思います。
今回、実習生に教えたことで、日本の仕事は「精神論」や「根性論」みたいなものが多く残っているなと感じました。
教えるだけでなく教わる事もすごく多くあるので実習生の受け入れをきっかけに、仕事のやり方の変化に対応できる企業になれると思ったことが発見でした。

平田工業株式会社のみなさんのロングインタビューはこちらから

平田工業株式会社
住宅資材メーカー。
建築外装用、屋根用部材製造。
現在、大阪と茨城の工場でベトナム人7名が働いている。

アメコミ風のウェブサイト

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第13回「e-toco(えーとこ)」は下記バナーから

配信日:2021年9月15日(水)
タイトル:「SDGs達成/ESGから考える 外国人技能実習制度③」
ゲストスピーカー:平田工業(株)のみなさん

PREXオンラインカフェ「e-toco(えーとこ)」

 

  • 掲載日:2021年11月21日
  • 企業名:平田工業株式会社
  • 氏名:社員のみなさん

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