【アフリカコラム⑩】ケニア・「おかえり」「ただいま」が言えること。- PREX Island
PREXスタッフ
【アフリカコラム⑩】ケニア・「おかえり」「ただいま」が言えること。
とてつもない愛に包まれて口も顔も緩んでしまう。そんな経験をしたことはありますか?
それは6月11日(金)のことでした。
私にはケニアに尊敬している人がいます。
その方は早川千晶さんといいます。
ケニア在住30年以上。
ケニア最大のスラム街の中に「マゴソスクール」という学校・寄宿舎を立ち上げられています。
千晶さん活動映像・記事や、様々なイベント情報が掲載されているので下記HPをぜひご覧ください。
マゴソスクールを支える会|ケニアの首都ナイロビのキベラスラムで暮らす子どもたち (magoso.jp)
また、ケニアの伝統を伝えるべく、ツアーのアレンジもされています。
6月11日はその千晶さんとFacebook Liveを行いました。
https://fb.watch/67yKdXoU_n/
テーマは千晶さんの家族が住む場所と生活について。
「家族」とは何ですか?
普通は「家族=血のつながりのある人、婚姻関係にある人とその周辺」をと答えるのではないでしょうか。
千晶さんの場合はどうなのか。
キベラスラムやミリティーニ村、マサイの村、いろんなところに「家族」がいます。
その「家族」の感覚を言葉にするのはとても難しいので、ぜひFacebook liveを見て、皆さん感じてください。
私は「地球人」と表現したいと思います。
私が千晶さんを尊敬しているのは、貧しい人を助けているからでも、ありません。
ビジネスが成功しているからでもありません。
千晶さんの「好き」が伝染して、それぞれのコミュニティの人の信頼と愛を感じるから、そしてその愛を惜しげもなくシェアされているからです。
通常、スラムの話をするとき、人々は「かわいそうだ」とか、自分の物差しで物事を見てしまいますが、千晶さんは現地目線。彼らが誇りに思っていること、楽しいこと、信じていること、それを千晶さんも誇りに思っていること、大好きなこと、とても伝わってきます。
唯一無二の存在であるからこそ、千晶さんと千晶さんの「家族」から生まれる声、活動は本当に人の心も体もを動かします。
あなたが「おかえり」「ただいま」を言い合える場所はありますか?
この記事を読んでくださったみなさんが、「たくさんある!」といえる社会になることを願います。
※マゴソスクールは、常時仲間を受け付けています。ぜひ未来のためにご支援をお願いします。
- 掲載日:2021年7月6日
- 氏名:前田(智)