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【アフリカコラム⑧】アフリカは間違った認識を持たれているのか。- PREX Island

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【アフリカコラム⑧】アフリカは間違った認識を持たれているのか。

「けた外れの悲劇」は起きなかった 根底から問い直すべき、私たちのアフリカ認識
朝日新聞GLOBE+ (asahi.com)

毎年PREXが開催するJICA課題別研修「地域経済協力を通じたアフリカ地域のための貿易投資促進」 という研修があります。そこで、毎年講師を務めてくださっている立命館大学国際関係学部教授の白戸圭一氏が、研修での会話を交えてアフリカにおけるコロナ対応についての記事を書かれています。
ぜひご一読ください。

今年度の研修では、白戸先生に「日本政府と企業の対アフリカ方針の本音」についてご講義いただきました。
企業でもない、政府関係者でもない、学者、ジャーナリストだから語ることのできる現実は、強く研修員の心に刺さったようでした。研修運営側の私たちにとっても学びになりました。
 
『アフリカの人々は「主に欧米のマスメディアがアフリカの悪い面ばかりに焦点を当て、しばしば偏見に満ちた視点で世界に伝えてきたために、世界の人々はアフリカのことを誤解している」との思いを強く抱いている』

そんな文章があります。

確かに、欧米諸国が偏った報道をしてきた事実はあります。
あるアフリカ出身者が、きちんと動く車や自転車を廃材で作り上げた、Fintechに革命を起こした、というニュースよりも、コロナの感染拡大でロックダウンした、テロ組織が学生を誘拐した、等のニュースが取り上げられがちです。
しかし、アフリカ出身者が、『「世界の人々」に誤解されている』という思いを強く抱いていることが、アフリカとその他地域との繋がりや距離をなかなか縮められない1つの原因にもなっているのではないかな、とふと思ったりします。

みなさまはいかがですか?

「あの人は私のことをこう思っているだろう」「どうせわかってもらえないだろう」と、物事をマイナスに考えて、世界を作り上げてしまうことがありませんか?

先入観なしに物事を見るのは難しいですが、それぞれの偏見を吹き飛ばし、アフリカに好機の目を向けてしまうくらいの何かを考えられる、そんな人材がいろんな場所にいるではないか、とアフリカンに叫びたい。

偏見を持たれているという思いがアフリカ出身者たちの可能性を狭めないよう、私は何ができるのでしょうか。

記事の趣旨とは違いますが、私はそんなことを考えました。

参考情報
2020年度 JICA地域経済協力を通じたアフリカ地域のための貿易投資促進(2021年2月~3月)

  • 掲載日:2021年4月8日
  • 氏名:前田(智)

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