世界は人で、できている。
HOME > PREX island > インタビュー記事5: ‐人と環境、そして未来を想いつづける会社って、こういう会社-

インタビュー記事5:「お客様のために、環境のために、そして未来のために」、その想いを「あらゆる環境ソリューション」というひとつの形で応えておられる会社- PREX Island

日本企業の方々 SDGs
インタビュー記事5: ‐人と環境、そして未来を想いつづける会社って、こういう会社-

株式会社浜田さんは「お客様のために、環境のために、そして未来のために」の一貫した想いをもたれている会社です。
そして、その想いを「あらゆる環境ソリューション」というひとつの形で応えておられる会社です。

インタビュー時間も終盤にさしかかり、これからの商品開発に求めていくこと、次の3Rビジネスターゲット、PREXのメイン事業である途上国の方々に向けてのメッセージをお伺いしました。

※2022年1月に入端隆二氏、上田俊秀氏、丸小野愛梨氏、寺井正幸氏、濵田真弥氏にインタビューさせていただきました。(以下敬称略)

サーキュラーエコノミーを目指しリユース・リサイクル事業を手掛けられている御社として、これからの商品開発に求めることと次の3Rビジネスターゲットについてお伺いできますか?

【入端】
これから市場に投入される商品を開発される際は、「環境配慮設計」「規格化」の2点を意識してもらえたらと思っています。
リサイクルするためには「より細部まで分解し分別できること」が必要不可欠です。
より細部まで分解し分別できることを意識して設計してもらえたらと思います。
また、形状・寸法・できればベース素材の規格統一が可能ならば、より効率よく分解や分別ができることになります。
次の3Rビジネスターゲットは普及が急加速している「ドローン」ではないかなと考えています。
それには、ドローンに使用されるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)のリサイクル技術の構築は急務と言われています。

【寺井】
リサイクルでいうと「古着」も見逃せません。
リサイクル率は10%程度と低いです。
古着のリサイクルでは、ぞうきん、ウエス(ぼろ布)、車の内装材等に利用されていて、次のビジネスにつながると考えています。
リサイクル原料の商品は確かに割高になります。
しかし、「リサイクルであること」が付加価値として認められる世の中の到来があるかもしれません。
いや「資源枯渇・MOTTAINAI(世界の合言葉)」からもすでに到来しているとも言えます。

【PREX】
現状に胡坐をかくわけでなく、さらっと次のビジョンを語るお二人に(株)浜田のすごさを感じました。

いよいよインタビューも終わりに近づき・・・

PREXのメイン事業に途上国の行政官対象の研修がありますが、そのような国の方々に向けてメッセージをお願いします。

【丸小野】
急速な経済発展を目指すと環境問題という負の事象を生み出すことにもなりますので、今の先進国が経験してきた問題を繰り返してはならないと思っています。
そのためにも、国が法整備を行い、廃棄物処理システムを構築すること、その仕組みを運営する人材を育成することが重要だと思っています。

社員の打合せの様子

【PREX】
株式会社浜田は企業である以上、そこにビジネスの視点をいれなければいけない。
インタビューを通し、株式会社浜田の新たな事業展開は決して興味本位でなく、常にビジネス性を含めた目利き力があると感じました。
こんな株式会社浜田さんを応援していきたいと思うようになりました。
皆さんもぜひ株式会社浜田さんのウェブサイトを訪れていただけると大変うれしく思います。

 

 

  • 掲載日:2022年5月31日
  • 企業名:株式会社浜田
  • 氏名:PREX兵頭

関連記事