～ 2021年度JICA地域経済協力を通じたアフリカ地域のための貿易投資促進～(2022年2月)

アフリカには54カ国（日本国外務省が国と認定している数）ありますが、欧米諸国を含むアフリカ域外に経済的にも依存し、影響をうけやすい部分が多くあります。
そしてアフリカ域内においても、貿易投資を促進していくうえで、国内、域内、アフリカ全土、世界に合わせた様々なルールを持ち合わせており、各国の協調が課題となっています。
アフリカの産業化、産業の多様化、雇用創出を促進させる大きな可能性を秘めているアフリカ域内の連携を強化し、自国の比較優位をふまえて戦略的に貿易・投資促進を行うことは、アフリカ諸国のさらなる発展にとって重要です。
そのため、本研修では、参加者であるアフリカ各国の行政官が、広い経済圏を意識し、自国および地域の持続的産業開発・発展に資する貿易・投資強化のための政策・施策の検討を行うために必要な概念や事例を盛り込みました。
講師からの講義に加えて、質疑応答やディスカッション、ロールプレイ等を通じて、上記トピックに対する、とても活発な議論が行われました。
ライブ講義の回数を重ねるごとに研修員同士で、意見交換を行ったり、フォローをし合ったりする様子が多く見受けられました。
1ヶ月の研修を通じて、とても仲の良いチームで研修を終えることが出来ました。
将来のアフリカを背負っていく彼らと過ごせた1ヶ月は、非常にエキサイティングでした！
皆さんの活躍を心より応援しております。

去年のものはこちら。
～2020年度 JICA地域経済協力を通じたアフリカ地域のための貿易投資促進～(2021年2月) – 公益財団法人 太平洋人材交流センター PREX (prex-hrd.or.jp)

～2021年度JICA地域経済協力を通じたアフリカ地域のための貿易投資促進～

★日程： 2022年2月1日～2月24日
★参加者：産業政策を提案・企画する権限を持った行政官11名 (9カ国11名参加・修了)
★参加国：エチオピア、ガンビア、ナイジェリア、ソマリア、アンゴラ、ブルキナファソ ジブチ、ガボン、ギニア
※オブザーバーとして、タンザニア参加
★コースリーダー：京都大学大学院　高橋　基樹 教授
　　　　　　　　　明治学院大学　井手上　和代　専任講師
★委託元機関：JICA関西
★講師・訪問先（敬称略 順不同）
【講師】※オンデマンド教材の提供・ライブ講義
〇京都大学大学院　高橋 基樹　氏
〇明治学院大学　　井手上 和代　氏
〇立命館大学　　　白戸 圭一　氏
〇関西大学　　　　後藤 健太　氏
〇モーリシャス大学　Taruna　Ramessur　氏
〇一橋大学　　　　守屋　三佐江　氏
〇国際連合工業開発機関 東京投資・技術移転促進事務所（UNIDO ITPO TOKYO）
〇クボタ
〇神戸市役所

（担当：前田(智)、児島　2022年3月18日掲載）

＊本研修に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。
prexhrd-pr@prex-hrd.or.jp