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中東で持続可能な観光開発を/中東地域持続可能な観光開発研修(2011年10月)


2011年10月29日から11月18日、イラク、エジプト、パレスチナ、ヨルダン、レバノンの観光振興に関わる行政官6名が、地域住民主体で日本の地域特性に基づく観光振興策を持続的に実施している事例を学びました。
本研修は、3カ年コースの初年度の実施です。

高島のコースを体験中、琵琶湖をバックにした一枚。水が貴重な中東の人々は、広大な湖の風景に皆はしゃいでいました。

高島のコースを体験中、琵琶湖をバックにした一枚。水が貴重な中東の人々は、広大な湖の風景に皆はしゃいでいました。


笑顔を伝える先生

今回この研修は、新たに京都嵯峨芸術大学の真板昭夫教授をコースリーダーとして迎えスタートしました。
持続可能なエコツーリズムをテーマにした先生のご指導では、とにかく笑顔が絶えませんでした。
豊かな経験と知見に基づくお話にはユーモアも織り交ぜられており、研修員の心を鷲掴んだようで、「地域に眠っている宝(観光資源)を見つけたいと思うようになった」「もっと先生の体験を共有したかった」などの感想が述べられていました。

高島市商工会の取り組みを見学

研修の終盤では、滋賀県高島市に訪問しました。
ここでは、商工会女性部の方々が中心となり、地域の資源である季節毎の魚・料理・自然や、エリア別の観光コースを紹介する美しいパンフレットを、住民が意見を出し合い、まとめていった話を聞いた後、実際にコースを歩いて確認するプログラムを体験しました。
高島市商工会の活動には真板先生も関わっており、講義で学んだ地域の宝を探し、それを磨き、PRしてゆくという考えが、現場でどのように活かされているかを実感する絶好の場でした。

研修員はそれぞれ、日本側が伝えたかったメッセージを受け止め、噛み砕き、そして自分の考えを加えて帰国しました。
ただ、高島市のように、地域住民から意見を募り、まとめ、巻き込んでいく過程は、根気と時間が必要な作業です。
彼らは帰国後、様々な困難に直面することも予想されます。
ただ、そんな時、是非日本のことを思い出してほしいと、研修担当者として願っています。
PREXとしても、コースリーダーの真板先生と供に、出来る限りのアフターフォローを実施したいと思っています。
人と人とのつながりが広がり、中東での観光振興に発展していくことを願ってやみません。 

国際交流部 折井