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JICA研修 AfCFTA 推進にかかる「ASEAN 知見共有オンラインセミナーシリーズ」 <2024年12月~2025年2月>

本セミナーは、AfCFTA事務局を始めとする、大陸レベル、地域レベル、国レベルでAfCFTAの実施促進を担うアフリカ関係機関の関係者(AfCFTA事務局およびAUDA-NEPAD)を対象に、ASEAN経済統合(経緯、戦略、施策等)に関する理解を深め、今後のAfCFTA実施促進における課題分析や施策検討における示唆を得る機会を提供するために実施。

*AfCFTA:アフリカ大陸自由貿易圏(African Continental Free Trade Area)。アフリカ域内で関税を撤廃し、貿易ルールを共通化することで、アフリカの経済発展と世界における競争力強化につなげることを目的とするもの。
 アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)|外務省
委託元であるJICAは、AfCFTA実施促進を担うAfCFTA事務局と2022年12月に業務連携協定(MoC)を締結。この業務連携協定の中に、ASEANによる経済統合の経験共有が含まれており、本セミナーも含まれる。

セミナーは全4回。前半を12月初旬に2回、後半を2月初旬に2回実施しました。Zoomを使用し、すべてオンラインで行いました。英語での実施でしたが、フランス語話者の参加者の為に、英仏同時通訳も手配しました。
参加者はそれぞれ日々の業務で忙しい中、開始時刻が一番早い日はガーナでは朝9時、南アフリカでは朝11時よりセミナーに参加しました。当日参加できなかった方も後日録画教材を視聴してもらいました。
質疑応答やフロアディスカッションでは、参加者それぞれが職務に引き付ける形で講師やコースリーダーへ質問する姿が大変印象的でした。
AfCFTAの枠組み自体がまだ新しく、AfCFTA事務局そのものも成長段階と伺っています。本セミナーが参加者にとり今後の業務の参考になることを願っております。


【集合写真】

 

JICA研修 AfCFTA 推進にかかる「ASEAN 知見共有オンラインセミナーシリーズ」

★日程:2024年12月2日(月)、5日(木)、2025年2月4日(火)、6日(木) *研修受入期間
★参加者: AfCFTA事務局15名、AUDA-NEPAD11名 計26名 (その内修了者20名)
★参加国:エスワティニ、モザンビーク、トーゴ、チュニジア、ナイジェリア、カメルーン、ガーナ、ケニア、マリ、マラウイ、コンゴ民主
★コースリーダー:後藤 健太 氏 (関西大学経済学部 教授)
★委託元機関:独立行政法人国際協力機構(JICA)
★講師・訪問先(敬称略 順不同)
【講師】木村 福成 氏(慶応義塾大学 名誉教授)
    篠田 邦彦 氏(政策研究大学院大学(GRIPS)教授・参与)
    本間 徹 氏(AUDA-NEPAD長官シニアアドバイザー兼JICA国際協力専門員)
    Arief Rizky Bakhtiar (Abe)氏(ASEAN事務局 シニアオフィサー)

     

(担当:狭間、児島、木村 2025年4月15日掲載)

*本研修に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。
prexhrd-pr@prex-hrd.or.jp