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JICA研修 持続可能な観光地域づくりのための人材育成<2023年8月~9月>

この研修は、PREXがJICA関西より委託を受けて実施する開発途上国の観光関係行政官等向け訪日研修(12か国12名が参加)です。
日本の観光地域づくりに関する国及び地方自治体の政策、法制度及び支援(助成)制度を理解し、DMOなど地域関係団体の役割を理解した上で、自国の状況と比較検討を行ない、自国で実現可能な観光地域づくりと、それを担う人材の育成に関するアクションプランを作成します。


【コースリーダー山本先生のアクションプラン作成指導】

今年度は前半の遠隔研修と後半の訪日研修という5週間のハイブリッド形式で行いました。
訪日研修では関西の観光を中心に、京都唯一の村である南山城村の道の駅の取り組みや、東大阪のモノづくり産業を活用した観光など様々な取り組みを学び、研修員からは新しい視点だったと好評でした。

また観光客の集客に成功している城崎温泉を中心とした但馬地域には1週間滞在し、城崎温泉でのDXの活用や、豊岡演劇祭の取り組み、かんなべの自然を活かした観光の取り組みなど豊岡市の様々な取り組みを講義や見学を通して学ぶことが出来ました。

【NPO法人かんなべ自然学校見学】


【出石 永楽館を見学】


【振り返りの時間(グループワーク)】

昨年同様コースリーダーとして拓殖大学政経学部経済学科の山本尚史教授にご指導いただき、各国それぞれの特徴、強みや弱みは何かを踏まえたアクションプランを策定しました。
帰国後はアクションプランを確実に推進して、具体的な成果につなげていってほしいと思います。

 

~JICA 2023年度課題別研修
「持続可能な観光地域づくりのための人材育成」~

★日程:2023年8月16日~9月19日 *研修受入期間
★参加者:観光事業に携わる政府機関、公的機関職員 12名
★参加国:ラオス、モルディブ、パプアニューギニア、ドミニカ共和国、エジプト、チュニジア、マラウイ、 モザンビーク、セネガル、セルビア、北マケドニア共和国、アゼルバイジャン
★コースリーダー:拓殖大学 政経学部経済学科 山本 尚史 教授
★委託元機関:JICA関西
★講師・訪問先(敬称略 順不同)
【訪問先】
〇観光庁〈講義〉
〇UNWTO〈講義〉
〇阪南大学〈講義〉
〇拓殖大学〈講義〉
〇道の駅 南山城村〈講義・見学〉
〇歴史街道推進協議会〈講義・見学〉
〇大阪観光局〈講義〉
〇大阪モノづくり観光推進協会〈講義〉
〇野田金属工業〈講義・見学〉
〇豊岡観光イノベーション〈講義〉
〇城崎温泉 お宿 芹〈講義〉
〇かんなべ自然学校〈講義・見学〉
〇全但バス〈講義〉
〇兵庫県立芸術文化観光専門職大学〈講義・見学〉
〇豊岡市役所〈講義〉
〇但馬國出石観光協会〈講義・見学〉
〇出石永楽館〈見学〉
〇休暇村竹野海岸〈講義・見学〉
〇じゃらんリサーチセンター〈講義〉

  

(担当:佐賀・田中 2023年10月17日掲載)

*本研修に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。
prexhrd-pr@prex-hrd.or.jp