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立命館大学経済学研究科博士課程前期課程 Master’s Program in Economic Developmentにおける中小企業振興研修<2023年9月>

 

今回の研修は、立命館大学の経済学研究科で学ぶ留学生が日本の中小企業振興について理解を深めることを目的としています。

キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの3ヵ国、10名を対象に、日本の中小企業支援組織や企業で働く担当者から直接話を聞き、現場を視察し、時には意見交換等を交えながら、理解を深めてもらう4日間のプログラムを実施しました。

留学生の皆さんは、自国では中小企業振興を担当する行政機関や民間企業で働いている方々です。
どの訪問先でも積極的に質問があがり、特に日本の銀行の仕組みや支援機関による中小企業支援の取り組みへの関心が高かった印象でした。


【滋賀銀行の講義の様子】1時間を超える質疑応答の時間を過ぎても質問が途切れることはなく、留学生の皆さんの積極的な姿がとても印象的でした。

中小企業を支援している金融機関や行政機関のみならず、実際に日本の企業を訪れてもらう機会もありました。
留学生の皆さんからは、「日本の中小企業を訪れて、工場や製造のラインを自分の目で直接見ることが出来たことは、大学の授業だけでは学ぶことの出来ない貴重な経験になり、日本の取り組みに対する理解が更に深まった。」との感想をいただきました。


【産業廃棄物の中間処理を行う浜田での工場見学の様子】留学生の皆さんの国でも、リサイクルの取り組みは重要な課題となっています。熱心に耳を傾けている様子が印象的でした。

 

~2023年度 立命館大学経済学研究科博士課程前期課程
Master’s Program in Economic Developmentにおける中小企業振興研修~

★日程:2023年9月11日(月)~9月14日(木)*研修受入期間
★参加者:立命館大学経済学研究科に在籍している留学生10名
★参加国:キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン
★コースリーダー:立命館大学 経済学部 市野泰和 教授
★委託元機関:学校法人 立命館
★講師・訪問先(敬称略 順不同)
【講師】
立命館大学 経済学部 市野泰和 教授
【訪問先】
〇浜田 大阪リサイクルセンター
〇滋賀銀行
〇パナソニック くらしアプライアンス社
〇美十 京都工場
〇滋賀県産業支援プラザ
〇日本銀行京都支店
〇パナソニックミュージアム

      

(担当:奥村・児島 2023年10月16日掲載)

*本研修に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。
prexhrd-pr@prex-hrd.or.jp