PREXグローバルネットワーク セミナー実施支援プログラム FOODEX JAPAN 2023/大阪・関西万博 に向けて ~日本マーケットの実情とブラジル企業にとっての商機~<2023年2月>
PREXは1990年の設立以来、156カ国19,377名以上を対象に国内外で人材育成研修を実施してきました。
そのうち日本での研修参加者を対象として14の国・地域に同窓会を設け、フォローアップ事業を通じて関係を維持してきましたが、2019年4月、「PREXグローバルネットワーク(以下PGN)」として再編しました。そして今後は国・地域に関わらずPREXが日本で実施した研修の参加者全員を対象としたネットワークの構築を目指しています。
その一環として2021年度よりPGNメンバーによる自国でのセミナー開催を支援する「PREXグローバルネットワーク セミナー実施支援プログラム」を立ち上げましたが、2022年度はApexBrasil (ブラジル貿易投資促進庁)の提案を採択し実施することとなりました。
ApexBarsilは2025年大阪・関西万博を視野に、ブラジル企業が日本市場の実情とブラジル企業にとっての商機を学ぶ機会の一つとして本セミナーを位置づけています。
今回のセミナーは食品・飲料分野に絞り、FOODEX JAPAN 2023(第48回国際食品・飲料展)の出展企業も対象に、日本市場の現状や課題の概観と、食品・飲料分野における日本市場参入のヒントをセミナー参加者に得てもらうことを目的として現地ブラジル側ホストによる Zoomの ウェビナー形式 で実施しました。
ブラジル側は早朝(日本との時差12時間)にも関わらず、当初の予想を超える(30名+カウンターパート組織職員10名程度)の参加者があり、ブラジルのこの分野における日本進出への関心の高さが窺えました。
セミナーでは ApexBrasil 側の「 FOODEX2023と大阪・関西万博」についての講演を皮切りに、関西大学後藤教授の講演「日本市場の現状と課題」、貿易アドバイザー協会(AIBA) 認定貿易アドバイザー石川氏の講演「日本市場向け製品開発:食品、飲料」さらには講演者全員による追加説明・意見交換が行われ、最後には参加者全員からの質問も受け付け、大盛り上がりの中2日間のプログラムを終えて閉幕いたしました。
*参加者に対するアンケートで下記のような評価をいただきました。
テーマ・講師・テキストに対する満足度:各100%
・このイベントによって啓発され動機付けされた。このような双方向性のある機会や内容のセミナーをもっと実施してほしい。
・テーマについての情報が明瞭だった。
・素晴らしい講師陣とテキストだった。
・現実的な問題に直結する内容であり、講師陣のレベルも非常に高かった。
・講義中に言及された情報についてすぐにリンクをチャットに送信するサポートはとても丁寧で親切だった。
本プログラムについては、PGNメンバーの活動をサポートするべく、次年度以降も継続予定です。
PREXグローバルネットワーク セミナー実施支援プログラム
FOODEX JAPAN 2023/大阪・関西万博 に向けて
~日本マーケットの実情とブラジル企業にとっての商機~
★日程:2023年2月7日(火)、2月8日(水)20:00~22:00(日本時間)
★参加者:ブラジルの食品・飲料関連企業の経営幹部、経営コンサルタント等
2日間で延べ約90名
※FOODEX JAPAN 2023(第48回国際食品・飲料展)の出展来場予定企業含む
★参加国:ブラジル
★講師・訪問先(敬称略 順不同)
〇関西大学 経済学部 教授 後藤健太
〇貿易アドバイザー協会(AIBA) 認定貿易アドバイザー
(グローバルBiz専門職大学 教授/JETRO職員)石川 雅啓
(担当:山口・山内・高山・関野 2023年4月20日掲載)
*本研修に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。
prexhrd-pr@prex-hrd.or.jp