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5Sは、あらゆる産業の 「病気」を治療する薬。 不要な在庫を20% 削減しました!- PREX Island

研修の参加者 カイゼンプラットフォーム
5Sは、あらゆる産業の 「病気」を治療する薬。 不要な在庫を20% 削減しました!

ウクライナ ユーリア・ブラタスさん

鉄鋼業関連企業でカイゼン推進部門のリーダーを務めるユーリアです。
私たちの会社では5Sの活動が基本的な習慣の1つとなっています。
5Sで日々の仕事を見直して改善することができ、それが今度は従業員の働き方に影響を与え、会社の文化的な側面も変化しました。
2013年に5S活動をスタートしたとき、職場を組織化する取組みや、必要な在庫数をルール化することができると考える人はほとんどいませんでした。
「そんなことできません!」、「仕事の邪魔をしないで!5Sは必要ありません!」、「今のままでいいんです!」という声をよく聞きました。
しかし、2年後、職場は完全に変わりました。
そして今、5Sを始める前はどんな状態だったか誰も覚えていません。
ずっと5Sがあったように皆が思っているのです。
そして各従業員が5Sのより良いアプローチを考えています。
5Sは、あらゆる産業の「病気」を治療するための優れた「薬」です。
私たちの会社でも5Sで不要な在庫を20%削減することができました。

5S

【取組みの一部 紹介】
・作業チームの再編(リーダーは現場の従業員が選出。トップダウンからボトムアップへ)
・問題が発生したらナゼナゼ分析(分析シートの作成)
・「安全」への対策:5S導入、安全保護具・作業服等の着用基準整備、社内資格制度の構築(安全Master、安全Super Star)

カイゼンは、企業の利益だけではなく、 企業のあり方や地域や国に対する 貢献にも影響する。

PREX国際交流部の山内です。
ユーリアさんは、JICA研修に参加する前から社内のカイゼン導入に携わったり、カイゼンの講師を務めたりと5Sやカイゼンに関する知識も豊富でした。
それでも日本の研修に参加してからカイゼンに対する考え方が変わったそうです。
「カイゼンは企業の利益にしか影響しないと考えていたけれど、それは違って、企業のあり方や地域や国に対する貢献についても影響することがわかった。カイゼンはひとつの文化ではないか」と気がついたというユーリアさん。
ウクライナにその文化を浸透させることは簡単ではないかもしれませんが、そのためにもカイゼン活動の継続と普及に意欲を燃やしています。
(PREX国際交流部 山内)

  • 掲載日:2019年2月15日
  • 研修名:2016年度JICA中央アジアビジネス実務研修(D)
  • 氏名:ユーリア・ブラタスさん(ウクライナ)
  • 役職・職名:Dniprosteel所属