つくる責任 つかう責任- PREX Island
PREXスタッフ
スタッフコラム 高山
近頃、ハンディファン(手持ちの小型扇風機)を使っている方をよく見かけます。暑い夏にはとても心地よい便利なもので、我が家でも家族が使っていたのですが、壊れてしまったので処分することにしました。
自治体のごみ分別のしおりを確認したところ、リチウム電池などの小型充電式電池内蔵の電子機器は通常の資源ごみ収集では回収しておらず、提携している電気店に相談を、とのことだったので電話をかけました。
すると、特定メーカーの製品であればリサイクル団体に送付できるとのお返事が。しかし手元のハンディファンは1000円程度の安価なもので、本体にメーカー名すら書かれていませんでした。
処分方法を間違えると火災等のリスクがあり、電池を取り出せる構造でもなく、自治体に相談したところ環境課で引き取ってもらえることになりました。
それにしても、身近で多く使われている充電式電池内蔵の製品の処分に、こんなに手間がかかるなんて!と驚くと同時に、持続可能な開発目標(SDGs)の目標12のロゴ「つくる責任 つかう責任」を思い出しました。
これからの社会では、どんなに小さな製品、安価な製品であっても、地球にも人にも安全にリサイクルできるように「つくる責任」があると思いましたし、同時に消費者として、そのような製品を選び「つかう責任」が自分たちにあることを強く感じました。
これからの製品選び、まずはリサイクル方法をチェックすることになりそうです。
- 掲載日:2024年9月3日
- 氏名:PREX高山
- 役職・職名:国際交流部