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ChatGPTを使ってみました- PREX Island

PREXスタッフ
スタッフコラム 荒木

業務でインタビューをすることがあり、録音した言葉を文字に起こす際に、できるだけ省力化したいと思い、巷で話題のChatGPTを利用してみることにしました。

最近では、録音データをWordやGoogleドキュメント、Youtube等を使って文字起こしすることが知られてきておりますが、はっきりした声であれば綺麗に文章化されますが、録音機器や録音距離などの問題ではっきり録音できてない場合は、文字起こししても文章がぐちゃぐちゃで手直しが多くなり、結局最初から自分で書くのと手間が変わらないということがあります。

そこで、今回は荒れた文章をある程度意味が通るような文章に直せないかと思い、文章から隠したい情報は取り除いた後、ChatGPTに「下記の文章を内容がわかるように整理して、口語体で示して」と指示と一緒に文章を貼付けました。下記にその結果の一部を紹介します。

(文字起こし直後の文章)『体操療法はしてたんですけどもそれて あくまで応急処置であって全体的にそのね良くなるわけではないのでそれだったらま 仕事の時間使っててもやる価値があると』

⇒(ChatGPTで修正後の文章)『以前は応急処置のような対策を個別に講じていましたが、これは全体的な問題を解決する手段ではありませんでした。それで問題の解決に時間を費やすよりも、仕事の時間を活用して取り組むことが有益だと判断しました。』

上記の「対症療法」という意味が間違って「体操療法」と文字起こしされていたのをちゃんと意味を考慮して修正されておりました。すごい!頭いい!

ということで、意外と使えそうに思えました。今後もAIの進化が楽しみですね!

  • 掲載日:2023年12月4日
  • 氏名:PREX荒木
  • 役職・職名:国際交流部