
研修種別
日程
2026年1月28日~1月30日 *研修受入期間
参加国
- キルギス共和国
- ラオス人民民主共和国
- カンボジア王国
- ブータン王国
- モルディブ共和国
- ガーナ共和国
- ネパール
- モザンビーク共和国
対象者
海外からの留学生対象
参加者
立命館大学 国際関係研究科 博士課程(前期課程)に在籍する留学生 20名
本研修には、多様な専門分野や職務経験をもつ留学生が参加しており、なかでも環境政策や廃棄物管理に関心が高いことから、「ゴミ処理・環境問題」をテーマとしたプログラムは今回で3回目の実施となりました。参加者にとって身近で切実な行政課題であることから、例年、学習意欲の高さが感じられます。
研修の導入として、まず歴史街道推進協議会による講義とフィールドツアーを通じ、京都の近代化を支えた代表的事業である琵琶湖疎水について学びました。併せて、レンガ造りの水道橋として知られる水路閣や、舟を台車に載せて運んだ斜面鉄道であるインクラインといった関連施設も訪問し、当時の技術や都市発展に果たした役割への理解を深める機会となりました。
【京都フィールドツアー】
続いて、「日本の近代化と、それに伴って顕在化してきた環境課題」をテーマとした講義を受けた後、京都市が実施している環境行政について学びました。講義では、市民の環境意識をどのように高めているのか、また行政として環境政策をどのように推進しているのかといった具体的な取り組みが紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていました。今回の研修に参加している留学生の多くは、数カ月前からすでに京都での生活を始めており、日常生活に欠かせない「ごみの分別」や「地域での取り組み」を改めて理解することは、生活に直結する実践的な学びとなりました。行政の取組事例に触れるだけでなく、日々の生活に活かせる知識を得られる点でも関心が高く、真剣に講義へ向き合う姿が印象的でした。
【朱雀キャンパスでの講義風景】
さらに、京都市が運営する環境学習拠点「京(みやこ)エコロジーセンター」を訪問しました。参加者は館内の展示や説明に強い関心を示し、視察中の質疑応答でも活発な質問が出ました。中には「子ども向けの環境教育として分かりやすい内容だが、大人でも日常の中で忘れがちな視点が多く、改めて学び直す良い機会だった」といった声もあり、参加者が真剣に理解を深めようとする姿が見られました。
【京エコロジーセンター視察】
最終日には講師を招き、ラップアップセッションとして3日間の学びを振り返りました。研修で得た知見を自国の行政や地域でどのように活かせるかについて意見交換を行い、それぞれが今回の学びを整理する機会となりました。本研修での学びが、彼らの母国が抱える環境問題への理解を深めるとともに、日本での生活においても有益なものとなることを願っています。
日程
2026年1月28日~1月30日 *研修受入期間
コースリーダー
波照間 陽 氏(立命館大学国際関係学部 国際関係教学嘱託講師)
委託元機関
立命館大学 国際関係研究科
SDGs
PREX担当
狭間、佐賀
講師 / 訪問先
企業、大学教員、文化観光推進組織、環境学習拠点、自治体担当者など7の講師・訪問先