
研修概要
関西学院大学 国際連携機構が「ビジネスを実践的に学ぶ」「多国籍グループでの合意形成を学ぶ 」ことを目的とする、カナダ4大学と関西学院大学の学生の共同プログラム(CCC GCSJ:Cross-Cultural College / Global Career Seminar in Japan ) を8月上旬に日本で開催。
日程
2023年8月5日(土)
委託元機関
関西学院大学国際連携機構
SDGs
PREX担当
小河・佐賀・武谷
講師
廣瀬益三 氏
グローバル視点でのビジネス学習
PREXは、プログラム期間中、キャンパス外での施設訪問、講義等を通じた新たな知見の蓄積、“気づき”を促進するための「フィールドスタディ(半日)研修」の実施に協力しました。
研修では、講師 廣瀬益三氏より、
- テーマ 『2大アパレル企業に見る経営戦略と財務諸表について』
・ 財務諸表を学ぶ重要性とざっくり理解する方法
・ 「ユニクロ VS しまむら」の財務諸表に現れる経営戦略の違い
・ パナソニックでの経営責任者/海外会社社長を経験して得た私の経営観
を講義していただきました。
実際に海外拠点の経営責任者を務めた廣瀬氏の具体的な経験に基づく講義内容は多くの関心を集め、日加それぞれの学生から「大きい市場の戦略は小さい市場の戦略にも使えるのか?」「ユニクロとしまむらは両社共インターネット販売をしているが、(ネット販売上で)両社に違いはあるのか?」「個人の経験から成功するためにどのような工夫をしたか?」など多岐に渡る質疑があり、2時間の講義と質疑応答でしたが、内容の理解も進み、短時間ながらも充実した研修となりました。
日加の学生は計6名のグループを組み、プログラムで設定された課題への提案を共同で検討し発表する予定で、少なからず本講義での学びや気づきが彼らの共同作業や検討時の観点に参考になればと考えます。