
研修種別
日程
2023年11月4日、10日
参加国
- キルギス共和国
- ラオス人民民主共和国
- カンボジア王国
- ネパール連邦民主共和国
- ブータン王国
- モルディブ共和国
- ガーナ共和国
- ベトナム社会主義共和国
海外からの留学生対象
参加者
立命館大学 国際関係研究科で学ぶ留学生 18名
研修概要
「中央省庁で働く行政官として地域創生のために何ができるのか?」
その問いに対して考え続けた2日間だったと思います。
本研修の対象者は、立命館大学国際関係研究科で学ぶ留学生の皆さんですが、自国では中央省庁で働いておられます。
研修1日目は、内閣府で地方創生施策の立案・実施に携わったご経験のある総務省の高田様にご講義いただき、研修2日目は綾部市を訪れ、綾部市長のご講義、綾部市職員の皆さんとの意見交換、グンゼ記念館・博物苑を訪問しました。
山崎市長のご講義では、日本経済の歴史を前段に綾部市の課題や対応策について、世界情勢日本経済(マクロ)・地域の現状(ミクロ)・現状の変化(トレンド)を踏まえて俯瞰的にご説明いただきました。
日程
2023年11月4日、10日
コースリーダー
立命館大学 国際関係学部 田中講師
委託元機関
立命館大学 国際関係研究科
SDGs
PREX担当
奥村・吉見
訪問先
総務省
綾部市
グンゼ記念館・博物苑
中央省庁の行政官として地域創生に向けた取り組みを学ぶ
数多くの職員の皆さんにもご参加いただき、具体的な施策や難しさなどについても質疑応答ができました。
自国では中央省庁で働く留学生の皆さんにとって、「自国の地域の課題とより良い未来とは?」
「中央省庁の行政官として何ができるのか?」について深く考える大変貴重な機会になった事と思います。
グンゼ記念館・博物苑ではグンゼ創業の背景から最新技術までご紹介いただきました。
高田氏のご講義で、本社機能の地方移転を促す施策に取り組んでいる話を伺っていたところ、今でも創業の地・綾部の活性化に取り組む同社の存在は、今後の自国における地域政策のロールモデルの一つとして印象的な内容だったに違いないと思います。
参加した皆さんには、綾部で学んだことを、今後の研究や自国での業務に生かしてもらいたいと願っています。
留学生の皆さんにとって大変貴重な機会となり、素晴らしい思い出となった場を提供いただきました綾部市や講師の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。