
研修種別
日程
2024年6月25日~7月17日 *研修受入期間
参加国
- インドネシア共和国
- ラオス人民民主共和国
- マーシャル諸島共和国
- モンゴル国
- ネパール
- パキスタン・イスラム共和国
- 北マケドニア共和国
- ベトナム社会主義共和国
対象者
開発途上国の行政官・経営者対象
参加者
中小企業振興に携わる中央省庁、地方自治体行政職員、商工会議所等公的支援機関等の職員 8名
本研修は、中小企業振興において、自国の課題明確化および振興策の立案能力強化を目的とするもので、中小企業振興に携わる中央省庁、地方自治体行政職員、商工会議所等公的支援機関等の職員など8名が参加しました。国レベルでの政策立案・実施を学ぶため東京の中央省庁による講義から始まり、地方レベルでの施策や取組みを視察するため兵庫県を中心に様々な関連機関や企業を訪問しました。今年度からはようやくコロナ前の形態に戻り、4週間全ての研修日程が日本での対面形式で実施されました。
日程
2024年6月25日~7月17日 *研修受入期間
コースリーダー
平井 拓己氏 (武庫川女子大学 准教授)
委託元機関
JICA関西
SDGs
PREX担当
船見、児島
中小企業振興に向けた実践的アプローチ
本研修において特筆すべき事項は二点あります。まず、研修の成果物であるアクションプランの質向上のために、専門家による「PCM手法を活用したアクションプランの作成」の講義およびワークショップを導入した点です。PCM手法とはプロジェクトの効果的な実施を目指したJICAや国際機関などが開発援助の現場で用いる手法であり、この手法を理解した上で作成することにより実行可能性の高いアクションプランが仕上がります。これまでPCM手法を学んだことがある研修員は1名のみで、ほぼ全ての研修員にとっては初めての学びとなりました。多くの研修員から「大変有意義な時間で、帰国後も即活用できる内容であった」との声があがっていました。
もう一点は、全ての研修日程が対面形式に戻ったことを受けて、オンライン形式では実施がかなり難しかったワークショップや意見交換の時間を意識的に増やした点です。従来、2時間講義のみであった時間をワークショップに半分の時間を充て、講義で得た知識や情報を駆使して研修員らで講義内容に関連した課題解決に挑みました。習得したての新鮮な知識とアイデアを出し合いながら、研修員の皆さんの積極的な参加も目立ちました。ある研修員からは「このようなワークショップ形式だと、気軽に研修員同士で意見交換ができ理解がさらに深まる」との感想もありました。同じ空間に議論する相手がいて、目を合わせて言葉を発することで瞬時に連帯感が生まれ、信頼関係も構築されるという対面形式の醍醐味を十分に生かせたのではないかと感じました。
4週間という限られた時間の中で実施された研修ですが、本研修が何らかの形で研修員の皆さんの国の中小企業振興に寄与することを期待しつつ、そして研修員の皆さんが日本という国を知る、または探求するきっかけとなればと願っています。




