
各国に共通する課題について相談する研修員とコースリーダーのお二人
研修種別
日程
2024年10月15日~24日(オンライン・オンデマンド) 2024年11月5日~22日(訪日研修) 2025年2月7日(オンライン報告)予定 *研修受入期間
参加国
- カザフスタン共和国
- キルギス共和国
- タジキスタン共和国
- ウズベキスタン共和国
対象者
日本で働く外国人社員対象
参加者
各国の産業クラスターの運営および活動推進を担当する中央・地方政府、業界団体、大学及び研究機関において、産業クラスターの形成・運営・活動推進に携わる職員 4名
昨年度この研修がスタートして2年目となる今年、研修員が自国の「産業クラスター政策」の現状と課題を把握し、それぞれの地域産業振興のための適切な課題解決策を実践できるよう、そしてそれによって地域がより良く発展できるよう、研修員同士が共に考える場を大事にする研修をデザインしました。
日程
2024年10月15日~24日(オンライン・オンデマンド) 2024年11月5日~22日(訪日研修) 2025年2月7日(オンライン報告)予定 *研修受入期間
コースリーダー
山本尚史氏(拓殖大学 政経学部経済学科 教授) アンドレイ・ベロフ氏(福井県立大学 経済学部 教授)
委託元機関
独立行政法人国際協力機構(JICA) 北陸センター
SDGs
PREX担当
瀬戸口、高山、前田、佐賀
中央アジア向けクラスター政策研修を開催
参加した研修員が関わる繊維や製薬などの産業クラスターは、それぞれの地域の産業発展の歴史と深く結びついていて、地域経済発展をけん引できるよう、各国で産業クラスター政策が推進されています。
日本でもかつては「産業クラスター政策」が推進されていましたが、現在は「産学官連携」「オープンイノベーション」という形に変わっています。しかし、地域の特長(気候、自然、文化、伝統など)に支えられる地場産業や、強みを生かした新しい革新的な産業は、それを支え育もうとする政策や実際に推進する関係機関、そして域内の企業や大学・銀行などの存在と、その関係性があってこそ成り立つもので、それ自体は政策の形が変わっても共通しています。
ですので、これから「産業クラスター政策」を推進する中央アジアの国々にとって参考にしてもらいたい、多くの経験や知見と関係者の皆さんの地域に対する熱い思いを伝え、日本での研修で自ら気づきを得てもらいたいと思いました。
大阪では医療機器、福井と金沢では繊維や眼鏡などの地場産業に関わる「産学官連携」について紹介しました。また、それぞれを推進している行政や支援機関の方々の話を聞く機会も作りました。また、日本の産業クラスター政策の変遷とその中で中央アジアの各国にとって参考になる点を理解しやすいような丁寧な導入も行いました。
日本の経験と中央アジアの課題を紐づけてもらえるよう、講義や訪問先には「分析シート」というオリジナルのノートを持参してもらい、それぞれの強みと自国のクラスターへの適用可能性を日々考えられるようにしました。更に振り返りではそれを持ち寄り、4人の気づきを相互に「差し出し」「適用可能性を考える」場としました。
これらを通じて、最終日には、研修員それぞれが、関連するクラスターの課題対応策を具体的なアクションプランとして発表しました。
帰国後はアクションプランを実践し、2月にオンラインにてそれぞれから状況報告をしてもらうこととなっています。2月に、研修後の皆さんの具体的な活動とその成果を伺えることを、とても楽しみにしています。

