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売り手良し・買い手良し・​ 世間良し・次世代良しの​ 「四方よし」を目指しています。- PREX Island

日本企業の方々
インタビュー記事:株式会社日吉

株式会社日吉について

株式会社日吉
代表取締役社長
  鈴木 正 氏

【会社概要】

本社
滋賀県近江八幡市北之庄町908
創業 1955年3月 創業69周年(2024年3月)
設立 1958年12月 
資本金 20,000千円
売上高 104億円(2024年3月期)
従業員 369名

【事業内容】

最新の設備を備えた検査部門から、
環境インフラの維持管理部門、
さらには廃棄物の最終処理部門まで、
環境問題解決に必要な「はかる」「みる」「まもる」の
すべてがそろっています。

 

【質問】会社の方針を教えてください。

【鈴木氏】
社是は、「社会立社、技術立社」です。
(会社は社会に貢献しなければ存在できない。またその技術を持ってはじめて社会に貢献できる、という内容です。)

【質問】「四方よし」を実現する日吉のサステナビリティについても聞かせてください。

【鈴木氏】
日吉は時代の移り変わりとともに、地域環境の改善・保全、次世代の環境啓発、環境技術の海外への展開、そして持続可能な社会への貢献へと取り組んできました。
滋賀県発祥の近江商人の理念「三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)」を受け継ぐとともに、次世代の人材育成に注力した「次世代よし」を加えた「四方よし」の実践を目指しています。

【質問】サステナビリティの一つにも位置づけられている、日吉独自の「次世代育成活動・海外人材育成事業」について教えてください。

【鈴木氏】
環境問題に国境なしという考えから、30年以上に亘って、53カ国1,110名を受入れて、環境エキスパートの育成に注力しています。
帰国後は自国の環境対策の最前線で活躍しています。

【質問】外国 人材を採用するきっかけは何だったのでしょうか?

【鈴木氏】
事業をスタートした当時、3K(きつい、きたない、危険)の仕事には、人が集まりませんでした。
そこで当時、採用した外国人社員が優秀だったことから、当時の経営者の採用意欲が強まったことにあると思います。

【質問】外国人社員が活躍されていると伺っていますが、これまでの採用実績を教えてください。

【鈴木氏】
雇用実績と現状は下記の通りです。アジアと南米から採用しています。

【質問】外国人社員に対し、配慮していることはありますか?

【鈴木氏】
日本人社員は必ずしも英語を話せるわけではないです。
また、日本人社員と外国人社員とでは文化や常識が異なるため、互いの理解に差が生じることがあります。
そのため、日本語研修を行う等、外国人社員の受け入れ環境をより良くするために取り組んでいます。
特に、双方でのコミュニケーションがよくなるように写真を付けたマニュアルを整備して、理解しやすい工夫を凝らしています。

 

【外国人社員への質問】この会社に入られての感想をお聞かせください。

【汪さん(中国出身の環境分析技術者)】
忙しいですが、やりがいがあります。自分の成⾧も感じています。

【クレヴィタさん(インド出身の国際業務担当)】
日吉は社員同士が家族のような印象を持っています。皆さんからいろいろとサポートを受けています。

インタビューを終えて

日吉は、環境トータルサポート事業を柱として、途上国支援、SDGs対応に注力されています。
特に長年にわたり独自で海外人材育成を積極的に進めてきた、思いとその実績ともに、素晴らしい会社である、と改めて認識しました。

 

  • 掲載日:2024年11月13日
  • 企業名:PREX
  • 氏名:中山