大学を卒業してすぐにPREXに就職をしました。大学では中国の地域研究を専攻していた私は、特殊な採用のされ方で、今まで中国を対象とした事業をされていた先輩のご退職により、緊急に中国語を話せる人材が必要になった。ついては、仕事に慣れてもらった後中国に関係する仕事を中心にお願いすることになる、と最初は中国事業専属、というような形で仕事がスタートしました。
もちろん、人材育成事業というPREXの仕事に慣れるために言葉に関わらず色々な業務に携わらせていただきましたがある程度慣れてくるとかなり早い段階で海外出張、しかも中国大陸に行く仕事が入ってくるようになりました。
最初は先輩、もしくは上司の方と一緒に行き現地での段取り、やるべきことをOJTで学びつつ仕事を進めておりましたが、慣れてくると講師の先生とペアで出張。現地におられるカウンターパートの方が向こうで待ってくださっているので、中国のカウンターパートの方と協力をしながら各都市でのセミナー開催などの仕事をするようになりました。このように書くとまるで私が中国の文化に精通し、中国語もぺらぺらと思われそうですが全くそんな事はなく。
就職が決まってから、家庭教師の方をお願いし勉強をしたものの実戦経験もない、日本国内の大学で勉強しただけの中国語では太刀打ちできるわけでもなく毎日冷汗の日々でした。でも事故もなくそれぞれの仕事を無事に終わらせられたのは一重に行く先々で待っていてくれた心優しいカウンターパートの方のお蔭以外の何物でもありません。
最終的には中国関係の仕事は5年程度で終わりその後、全く違う畑のインドネシアの仕事や海外とのオンラインセミナー、ベトナムの長期間のプロジェクトなど様々な形態の業務に携わらせていただくことができました。本当に国際協力、人材育成の基礎的知識にも欠ける私が今まで何とか仕事をできてきたのはご指導いただいた専門家の方々、企業訪問を受けていただいた訪問先の皆様、そして研修の内容やプロジェクトの方向性を一緒に考えていただいた各関係機関の皆様のお蔭としか言いようがありません。
そしてもちろん、PREXの同僚、先輩方も私よりはるかに専門性をお持ちで、経験もあり迷ったときにはいつでも相談できる頼もしい相談先でした。
時間だけは長くPREXで過ごさせていただきましたが、成長しない日々を感じ一旦組織を離れ今までの経験をベースにもう少し自分自身を鍛えてみようと考えこの度の離職を決めることとなりました。
職場は離れますが、この分野での仕事を引き続きしていけたらと思っておりますので、皆様にもきっとどこかでお会いすることと存じます。
これまでPREXに関わっていただいた皆様方に心より御礼申し上げます。
そして、いつか同じ分野に私が戻ってこられた場合は、引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。
また、お会いできますことを楽しみに。
2026年7月末日 関野史湖

- 関野
- PREX
- 2026-07-28