JICA研修 投資促進・ビジネス環境整備(A)<2024年9月~10月>
この研修は、自国への投資誘致の仕事に携わる行政官が参加し、投資誘致の戦略を策定できるようになることを目的としています。
研修では、自国の強みと、逆に欠けている部分が何か、またその産業全体のバリューチェーンが世界的にどうなっているのかを考え、誘致すべき産業のプロセスを選び、戦略を立てることを学びます。
企業訪問では、各企業の海外進出戦略を知り、背景にあるその産業の日本国内の構造や世界での位置づけを理解します。さらには日本への対内FDI(海外直接投資)を誘致している機関への訪問や研修員同士のディスカッションなどによって、自国にどのような投資環境、優遇税制等の法制度を整えるべきかについても検討します。
今回も海外に積極的に進出している企業を訪問し、各企業が進出に当たり相手国にどのような法制度や条件を望んでいるのかということを確認し、また、訪問で得た知見を各研修員の間で互いに共有・討議することで、各プログラムの内容を吸収していきました。
【JICA関西センターのセミナールーム(後藤先生の講義)】
行政官である研修員は、毎日の研修で新しい知見をインプットし、週明けの「ふりかえり」では、自国への対内FDI誘致にどう生かすかについて、常にコースリーダーの後藤先生に方向性を整理してもらいながら、研修を完遂し、本研修の目的は十分に果たされたものと考えます。
【JICA東京センター別館前】
【お稲荷さん】
【国連大学ビル前】
【平等院鳳凰堂】
投資促進・ビジネス環境整備(A)
★日程: 2024年9月24日から10月16日 *研修受入期間
★参加者: 投資促進、ビジネス環境整備に関わる 3 年以上の実務経験を持つ人材
★参加国:フィリピン、ブータン、ネパール、パキスタン、パプアニューギニア、アルメニア、キルギス、ウクライナ、ウズベキスタン
★コースリーダー:後藤 健太氏(関西大学 経済学部 教授)
★委託元機関:独立行政法人国際協力機構(JICA) 関西センター
★講師訪問先(敬称略 順不同)
【講師訪問先】
内閣府、経済産業省、ILO、UNIDO、ラオス商業大学、神戸市経済観光局、クボタ、タキイ種苗、日新電機 、山喜、レンゴーほか
(担当:山口、船見 2024年11月26日掲載)
*本研修に関するお問い合わせは、こちらへお願いします。
prexhrd-pr@prex-hrd.or.jp