日本の「おもてなし」を世界に広めるーJICA観光人材育成研修「おもてなし」-(2017年2月)
エジプト
観光省研修調査局観光スペシャリスト
アハメッド カメルさん

ホストファミリーと記念撮影(右:アハメッド カメルさん)

エムケイ株式会社の観光ハイヤーで京都観光へ

伝統・習慣を経験できる観光「ホームステイ」

JICA 観光人材育成研修「おもてなし」では、地域社会が一体となったホスピタリティ向上の取り組み事例として、奈良県明日香村にて1泊2日ホームステイ体験をしました。
一般家庭でのホームステイは、日本の伝統や習慣を体験できる最良の方法でした。日本の素晴らしい家族とのホームステイを通して、お互いの国のことを紹介し合い、家族との会話を楽しむことができました。素晴らしい時間となりました。

「観光客おもてなしドライバーの育成」にむけて

エジプトでは、交通事故が観光客誘致において大きな課題になっています。十分に訓練を積んだドライバーが少ないことから、私は「観光客おもてなしドライバーの育成」に力を入れたいと思います。具体的には、安全運転技術・ホスピタリティ・観光知識を身につけた観光客向けドライバーを増やしたいと考えています。それにより、事故率減少などの効果だけではなく、顧客ニーズに見合う様々な設備やサービス向上につながると期待しています。

モルディブ
観光省開発局アシスタントディレクター
サマーさん

「道の駅」導入の必要性を熱弁するサマーさん

日本の「道の駅」をモルディブに!

モルディブの首都マレは、小旅行や日帰り旅行に大変人気の観光地です。広大なプールや豪華な水上バンガローの先には、ターコイズブルーの海に囲まれた色鮮やかな高層ビルが立ち並んでいます。
日本での研修を終えて帰国した私は、その首都マレで観光施設・設備の向上を図りたいと考えています。日本で訪れた「道の駅」のように、島内にトイレやラウンジ、待合室などの公共サービスを提供できる場所を設置します。現在は議論段階ですが、観光客の満足度向上のために日々取り組んでいます。

キルギス
文化情報観光省観光課 観光法修正委員会チーフ
アザマットさん

アクションプランの実施プロセスを説明するアザマットさん

自然豊かな「キルギス」

 私がおすすめするキルギスのオススメ観光スポットは、サリ・チェレク湖です。この湖は、サリ・チェレク自然保護区に位置しています。一万年前に発生した地滑りで形成されており、果樹が豊富に育ち、雪に覆われた峰を見ることができます。

観光客に優しいインフラを整備

キルギスでは、観光地の外国語表記の案内板不足などインフラの未整備が課題です。そのため、私はエコツーリズムが盛んな地域で、顧客志向マーケティングの開発とともに掲示板の設置を進めていきたいと思います。現在、私のアクションプランは、キルギスの文化情報観光省の2017 年の活動計画に含まれています。また、キルギスJICA 事務所の資金援助に申請することも検討しています。

日本
PREX
藤田

研修担当者から

2016年9月から10月、5週間かけて日本の様々な地域や行政、企業の「おもてなし」を研修員とともに学びました。研修では、日本人と海外からの研修員が各国・各地域の文化や考え方に基づいた「おもてなし」のあり方について話し合い、私自身も日本のホスピタリティ精神を見つめなおす機会となりました。例えば、相手への敬意を表す「お辞儀」、次に使う人のことを想像して行う「掃除」など私達日本人が普段見過ごしがちなことが海外の方にとっては「おもてなし」であり、感動を生む観光資源となります。また、一方で外国人観光客への接し方など、更なる日本の観光業発展における課題も明らかになりました。本研修が、研修員と日本の方々との交流を通して、互いの観光産業発展の礎を築くきっかけになればと願っています。

研修のテーマ :  観光振興