PREX担当者による研修紹介「JICA日本センター事業」(2016年10 月)

JICA日本センター事業との出会い

PREX が日本センター事業をJICA より受託実施するようになったのは、今から14 年前の2002 年度です。
1990 年のPREX の設立以来、途上国対象の人材育成研修を実施していましたが、JICA からの委託事業の場合は、各国行政官を対象としたものが多く、関西の民間企業とのネットワークを持つPREX としては、ビジネスマンを対象とした研修に取り組むことで活動の幅を広げたいと考えていました。
一方で、1990 年代後半から外務省の関係機関がロシアを中心に運営していた日本センターへPREX が専門家派遣や訪日研修を実施してきた経験があったことから、JICA による日本センター事業を受託することはPREX にとってもチャンスだと考え、訪日研修の受託実施を始めました。

現場と経営者に触れることの大切さ

前頁にも書かれているように、日本センターは各国の企業経営者や起業家を対象にしたビジネス人材の育成事業を柱の一つとしています。また訪日研修に参加する皆さんは、①現地で実施されるビジネスコースを修了したビジネスマンや起業家、②現地講師としてビジネスマンや企業を指導するコンサルタントや大学教員などの専門家、③日本人専門家とともにビジネスコースの運営に日々携わっているスタッフなどです。
そこで、PREX が訪日研修を準備する際は、出来るだけ実践的な事例に触れるとともに、実際に経営者として様々な課題に取り組み、企業を日々前進させている社長から生の声を聞き、意見交換や質疑応答ができるような、カリキュラムづくりを意識しています。
これまで、多くの研修員が関西を中心とした中堅中小企業を訪問していますが、工場など現場の見学とともに経営者の皆さんから、経営者としての姿勢や経営理念、社員の皆さんへの思いなど直接お話を伺うことで、多くの刺激や深い感銘を受けています。

研修を通じたネットワークの広がり

日本センター訪日研修の参加者は、各国をリードする経営者や新進気鋭の起業家などです。これら有望な人材が訪日研修を通じて日本の企業や日本の社会を理解し、帰国後はそれを活かして更に活躍しています。
今後、日本の人々や企業、そして社会との出会いが、各国でのネットワークに繋がり、現地で更に拡がるよう、研修もさらに工夫していきたいと思います。

(国際交流部 瀬戸口)

研修のテーマ :  経営管理