「ベトナム人社員向け管理者 養成研修」 10日間にわたる研修プログラム(2016年4月)

経営理念の重要性、3S活動の本当の意味を知る!
ベトナム人社員向け管理者養成研修は、ベトナム人社員が海外拠点のリーダーや工場長などを担えるよう、経営理念の重要性、改善活動を重視する理由、チームワークなど日本企業の経営の根底にある考え方について学んでもらいます。10 日間のプログラムをご紹介します。

導入【1日目】

  • オリエンテーション課題の設定プログラムの概要と流れを説明した上で、参加者の問題意識に基づき、研修で理解すべき切り口を設定
  • 競争力のある日本の中小企業の特徴経営と改善、人材育成についての取り組みを概論的に紹介

経営理念【2日目】

  • 経営理念に基づいた経営経営理念とは何か、なぜそれが重要なのか、日本企業ではどのように経営に反映され実践されているのかを紹介
  • 経営理念(企業訪問)日本を代表する企業の歴史館(博物館)を訪問し、創業者が大切にした経営理念と、それに基づく経営のあり方について紹介

改善【3,4,5日目】

  • 改善を知る改善とは何か、日本企業でなぜ重要視されているのかを説明した上で、改善導入事例も紹介
  • 日本の品質管理の特徴とその理由全員参加の品質管理、TQC と小集団活動、品質改善活動の事例を説明
  • 5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)5S とは、日本企業が5S に取り組む理由と目的、5S活動事例について説明
  • 全員参加による3S 活動(企業訪問)全員参加で3S 活動を進めている企業で、経営幹部から説明を受け、現場での取り組みを見学し理解を深める

組織管理【6,7日目】

  • 個人よりチームワーク重視日本人にとってのチームワークについて。目標、意欲、コミュニケーションがチームワークを高めることを説明
  • 金銭だけに頼らない動機づけ外発的動機づけと内発的動機づけについて。承認によってモチベーションを高める重要性も説明
  • 小集団活動、提案活動( 企業訪問)小集団活動や提案活動により社内活性化につながっている企業を訪問。経営幹部からの説明・従業員との意見交換、現場視察を実施
  • 目標管理制度目標管理とは何か、目標管理の実践事例とあわせて説明

人材育成【8,9日目】

  • 長期的視点にたった 人材育成日本企業におけるリーダーの役割、計画的な教育によるキャリアの形成、リーダー育成方法について説明
  • 技術と技能の伝承作業標準化の推進、先輩から後輩へはいかに技術や技能が伝承されるのかについて説明
  • 人材育成、従業員満足(企業訪問)従業員育成や従業員満足など、人づくりを軸に経営を実践する企業を訪問。経営幹部からの説明・従業員との意見交換、現場視察を実施

まとめ【10日目】

  • 成果発表研修を通じて学んだこと、気づき、今後の抱負などを発表

<参加企業の声>ベトナム人社員の活躍で海外展開

現在、日本とベトナムに13 人のベトナム人社員が勤務しています。ベトナム事務所の運営は、日本の本社で働いた後、2014年から現地に赴任したベトナム人社員2 名に基本的に任せています。当社のベトナム展開にベトナム人の社員は不可欠です。PREX の研修にはこれまで3 人のベトナム人社員が参加しましたが、彼らは研修参加後、リーダーとしての自覚も出てきて、大変変わったと感じています。海外拠点は、立ち上げの段階では、社長自らが現地に赴かなければなりませんが、現地での人脈や現地社員との関係などを考えると、ベトナム人を管理者として育成し現地化することが必要です。
わが社は、ベトナム人社員を雇用し、育てて、彼らをベースにベトナムに展開するという方法で進めてきました。中小企業の海外展開は、このように人材を活用すると、スムーズに取り組めるのではないでしょうか。
((株)中農製作所 西島大輔 取締役社長(写真右))

研修で学んだことを日々活かしています!

研修に参加して

  • 部下への仕事の指導方法、生産計画、コミュニケーションのとり方、5S 活動、不良が出たときの原因を考えることなど、研修で学んだことを活かしています。
  • 自分が努力しないと他のメンバーも理解してくれません。自分は主任になったので、グループを率先して良い方法を考えるなどしています。
((株)中農製作所 ベトナム人社員 ホアンさん(写真 左)、タンさん(写真 中央))
研修のテーマ :  経営管理