PREX担当者による研修紹介「ベトナム人社員向け管理者養成研修」(2016年4 月)

研修修了証を手にするテクノグローバル(株)高田弘之代表取締役(中央)、クオンさん(左)、PREX 瀬戸口(右)。

研修員に研修プログラムで学んでほしいことを説明する内海先生。(2015 年8 月)

研修開始のきっかけ

PREX は2008 年から「関西と途上国にとってなくてはならない存在を目指す」というビジョンに取り組んでいます。ビジョン達成のため、関西地域にPREXが貢献できることとして、特に中小企業の海外展開に必要となる人材の育成に取り組み始めたのが、3 年前です。海外展開の一つの形として、外国人社員を雇用し、その人々を海外拠点の現地化をけん引するリーダーになる人材と位置付けている中小企業もあります。しかし、外国人社員のために企業独自で経営についての研修や指導をすることが難しいため、そこにPREXの研修事業での経験を役立てられると判断したことが背景にあります。 PREX は途上国の行政官や企業経営者・幹部を対象にした研修を年間30 件ほど実施していますが、そのノウハウやネットワークを活かして、上記のような中小企業の外国人社員を対象にした研修ができるのではないか、ということで、前項でご紹介した内海先生とともに、研修プログラムの開発・準備をしました。

どんな研修?

 2013 年に1 日間だけの試行をして、2014 年から10 日間の研修プログラムとして始めました。現在はベトナム人社員を対象としています。関西の多くの中小企業がベトナムへの展開を検討しているという状況を受けて決定しました。関西の中小企業支援機関などが集まり、ベトナムに中小企業が展開しやすいよう、環境整備や情報提供をベトナムに集約して取り組もうという動きがあったことも影響しています。 次の頁でご紹介しているように、10 日間のプログラムの中で、日本企業の管理者として必要になるポイントを体系的に学べる内容ですが、指導いただくクリエイションの専門家の皆様がPREX の研修で長年講師経験をお持ちだというのも特徴です。 また、ゲームを取り入れた演習や、振り返りなどでの参加者間の意見交換、そして、他社の現場から学ぶ点などPREX の研修で積み上げた経験も多く組み込まれています。

今後の計画は?

今回、参加されたベトナム人の皆さん、また所属先の社長から、研修に参加した後、それぞれ成長して頑張っている様子をお聞きすることができました。一方で、研修後にベトナム工場の責任者や現場でのリーダーとなったベトナム人の皆さんが、現在実際に直面して悩んでいることも教えてくださり、今後この課題にも取り組むことが必要だと感じています。これまでの研修では参加人数が目標の半分以下で留まっているという課題もあります。ニーズも成果も確認できていますので、PR をさらに強化したいと思います。

PREX 瀬戸口、菅原


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