同窓生が経営する企業が日本での幹部研修を実施(2014年5月)

 2014 年5 月27 日から6 月4 日、2014 年度陝西省偉志集団幹部研修を実施しました。同集団の幹部研修実施は今回で3 年目です。今回は特に同集団傘下の不動産会社幹部を対象としたもので、大和ハウス工業株式会社の全面的なご協力を得ました。研修に参加いただいたグループトップの向炳偉董事長に研修についてインタビューしました。

董事長 向炳偉氏

陝西偉志集団はどんな会社ですか?

男性衣料、不動産、物流管理などの子会社からなるグループ会社で従業員数は全グループで1500 名程度です。高層複合ビルやマンションの施工を行っているほか、公益事業として老人ホームの経営を手掛けることを検討しています。

当社の使命はまず第1 に、ビジネスを通じて関わる人々の役に立つよう努めること、第2 に常に成長し、従業員が幸せであることに最善を尽くすこと、第3 に常に最高の価値をもつ製品とサービスを提供することです。

経営理念は、「善、誠、智、勤」です。2006 年にPREX が実施した「JICA 中国中小企業振興コース」に参加した第五碧栄氏が現在当社の総裁を務めており、PREX での研修を高く評価していたので、2012 年、2013 年とPREX に幹部研修の実施を依頼しました。

同社の技術を幅広く紹介いただきました。震度7体験コーナーでは、免震措置の有無で大きな違いがあることを実感。

日本での研修はいかがでしたか?

今回の訪日は、8 回目です。11 日間の滞在を通して、日本は伝統と現代、実用的な機能と禅の思想、便利さと環境保護など相反する概念が一つになっていると感じました。特に伝統的工芸品と数々の歴史的な建築物に感動しました。工芸品や建築物内部には、精密な塗装・取付けがなされていました。日本の食の美しさと精巧な技術にも驚きました。足を止めてじっと見つめると作品の作り手の心に触れる瞬間が何度かあったように思います。

研修で一番印象に残っているのは日本の国民の細やかさ、責任感の強さです。清掃をする人、料理をする人、ウェイター、経営者、先生方、この研修でお世話になった誰もがそうでした。私は非常に驚きました。日本人の気質は何に起因するのか、日本人が生まれ持った人種としての性質なのか、日本には、昔から自然災害が多くあったことが影響するのか、自然や気候、地理的な影響か、日本古来の政治や制度あるいは中国文化の影響があるのか、突き止めてみたいと感じました。日本は人間の生命、生活の質を高め、環境保護や省エネなど地球環境の保護にも大きく貢献をしています。地球市民として日本に対して深い感謝の気持ちを持ちました。

京都の銘菓、八橋づくりに挑戦。皮を延ばす場面では、男性陣が日ごろの餃子づくりの腕前披露と真剣そのもの。

今回が3 年目の研修ですが研修の成果は出ていますか?

PREX は、私たちが希望するプログラムを丁寧に準備してくれました。心から感謝しています。日本で研修を受けたことで当社の人材育成は大きく前進しました。まず社員の責任感、緻密さが向上したと思います。また衣料品業界、不動産業界における省エネに関するアイデアも出てきました。今後も人々が生きるより良い環境を作っていくために日本と中国が相互に助け合い、友好が進むことを日々祈っています。

国際交流部 酒井

研修概要

研修名
陝西省偉志集団幹部研修
研修内容
不動産、建築、ビル設計、公共機関訪問他
実施期間
2014年5月27日~ 6月4日(幹部4名は6月8日まで)
研修参加者
陝西省偉志集団幹部職員 19 名
お世話になった方々、企業・団体(敬称略、訪問順)
●大和ハウス工業 ●関西電力●関電エネルギーソリューション●関電ジョイライフ ●大和ハウス工業総合技術研究所●大和ハウス工業 奈良工場●ダイワサービス ナレッジセンター●南海電鉄 ●トヨタ自動車●立命館小学校 ●立命館孔子学院●パソナ本社ビル アーバンファーム
研修のテーマ :  経営管理