エルサルバドル研修員 日出ずる国、日本へ(2011年度中米カリブ地域官民パートナーシップによる地域産業振興研修)

エルサルバドル

氏名:バケラノ クリス・ホセ マリオ氏 
所属:経済省 全国中小零細企業委員会(コナミベ) 地域経済開発 技官
参加研修:中米カリブ地域官民パートナーシップによる地域産業振興研修(2011年8〜9月)

日本は、日出ずる国として、世界的に知られています。
この美しい国が扉を開き、3000年を超える歴史に蓄積された叡智を与えてくれました。
私たちは地域資源を活用すれば、経済開発が可能となるということを身をもって学ぶことができました。

日本は、産官学が連携し民間事業に活力を与え、地域住民の生活の質の向上を図ってきた国です。人々は、それぞれの立場で環境を大切にし、伝統を守りつつ、グローバル化による変化に対応しています。研修で訪問したひとつひとつの地域でこの日本の姿を感じ、感激しました。日本の人々の温かさ、おもてなしの心、親しみのこもった挨拶にも驚きました。地域の人々からは、住んでいる場所に対する愛情を強く感じました。
地域には産業を創出する力があり、住民一人ひとりは、性別・年齢・社会環境に関係なく、そして特定の地域に限らず、日本全国をも動かす力を持つことを学びました。 

9月16日、本研修は、大成功のうちに終幕を迎えました。これからは、私たちが研修で学んだことを自国で実行していきます。私たちには、変革者としての責務があります。この素晴らしい経験をより多くの人々に伝えたいです。日本の素晴らしさは、私たちの国々多くの人生に影響を与えてくれると思います。 

グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、ドミニカ共和国、そしてエルサルバドルという中米カリブ地域の国民を代表して、心からの御礼と賞賛を申し上げます。この美しい国、日本の素晴らしさを最高に楽しませていただきました。 

日本は、私たちの頭の中に、そして心の中にあります。自国で産業振興を成功させたいという想いの中に、日本はあります。 
私たちは「新しい物の見方」を身につけ旅立ちます。仲間の研修員と諸先生方との強い友愛の絆を携えて、日本を後にします。新しい家族とともに、帰国の途に着きます。 
ありがとう、JICA。 ありがとう、PREX。 そして、ありがとう、ニッポン。
 



*「中米カリブ地域官民パートナーシップによる地域産業振興」は今年で5回目となりました。
中米カリブ地域では、地域の文化・資源を活かした新たな産業の創出が課題となっているため、日本の事例を学ぶ本研修は、現地から高いニーズを得ています。
PREXでは、徳島のいろどり、長浜のまちづくり、針江生水の郷、奈良の工房街道など様々な地域を訪問するプログラムを企画しています。これまでの帰国研修員からは日本での事例を参考にした具体的な成果が多く出てきています。
上のメッセージは、今回の研修に参加したエルサルバドル経済相マリオさんの閉講式のスピーチです。

 
研修のテーマ :  地域振興