フィリピン貿易研修センターの協力を得て、現地研修を実施/フィリピン・マニラ「サプライチェーンマネジメント」現地研修(2008年1月)

財団法人 海外技術者研修協会(AOTS)のスキームを利用し、フィリピンのマニラ市で、中小企業の経営幹部等を対象にセミナーを実施した。国際市場におけるフィリピン企業の経営改善を目標に「サプライチェーンマネージメント」をテーマとした。本研修のカウンターパートである、フィリピン貿易研修センターのイントン所長から寄稿いただいた。

アデライダ・イントン

フィリピン貿易研修センター 所長

タイムリーな「サプライチェーンマネジメント」研修

1月29日から31日の3日間の研修が終わって、参加者らはサプライチェーンマネージメントに関する最新の戦略や方法を学ぶ機会を得られたことを感謝した。この適切でタイムリーな内容に、今回の実施団体であるAOTSやPREX、そして私達フィリピン貿易研修センター(PTTC)にも感謝の言葉があがった。

フィリピンの製造業、輸出関連企業、貿易産業省からの参加者

今回の研修では、製造業や輸出関連企業、貿易産業省から参加者が集まった。彼らの共通した参加目的は、コスト削減、顧客満足、資産活用の改善につながる戦略を応用することにあった。

3日間の研修は「包括的で、啓蒙される」内容で、講義、討議、ワークショップ、ケーススタディ、グループ討議で構成されたものだった。特に、顧客の要求を満たすために、企業間・部門間の情報共有の重要性が紹介されたIT活用は一番評価の高かったテーマだ。

今回の研修はOVTA国際アドバイザー竹本秀人氏が講師であった。概論からはじまって物流、全体最適化、IT活用と講義して下さった。インバウンドではNECフィリピンのリワイ・ベルナルド女史、アウトバウンドではPTTCコンサルタントのローズマリー・R・セバ女史がコメントした。

研修で作成したアクションプラン実施に向けて

研修終了時には、フィリピン企業が国際市場での業績改善ができるように、今後とも研修を継続してほしいと研修員から要望が出た。研修員はこの研修で作成したアクションプランを再検討すると同時に、市場主導で顧客中心のサプライチェーンマネージメントを実行していくことを約束してくれた。

竹本 講師は環境への影響も合わせて講義された。

フィリピン人コメンテーターが講義内容の理解を助けた。

グループ討議では、参加者が自社の問題点を出し合った

フィリピン海外研修「サプライチェーンマネージメント」

実施期間
2008.1.29~1.31
研修参加者
28名
関係機関
AOTS、フィリピン貿易研修センター
講師
OVTA国際アドバイザー 竹本 秀人氏
内容
サプライチェーンマネージメントの考え方、IT活用、効果的なSCMのあり方等