自社に合ったリーダーの姿を討議/ベトナム・ハノイ「リーダーシップ」現地研修(2009年12月)

研修参加者と前列左から筆者、講師の三ツ松代表、AOTS所長。

AOTSの制度を活用し、関西経済連合会の支援で、現地カウンターパートのベトナム商工会議所と研修を行った。欧米型と日本型のリーダーシップ論及び日本の事例と実践方法について、講師のイノヴェティカ代表の三ツ松新氏の2日間にわたる研修だ。

「マネージメントとリーダーシップは違う」という一言から講義は始まった。自社が置かれている現状を分析し、優位点を伸ばしていくにはどうしたらいいのか、そのためには従業員をどのように引っ張っていけばいいのか。人間の行動や習性から、モチベーションアップについて理論的に説明された。そして、研修生の関心は日本企業の事例に集まる。講師が紹介したリーダーは松下幸之助だった。家内工業から世界に知られる企業に発展させた松下幸之助がとった行動はリーダーとしての見本である。

グループ討議では、研修生の企業を1社取り上げて経営分析を行った。木材でハンディクラフトを作っている企業の事例が紹介されると、にわかに議論が活発になった。「これからの産業ではないのではないか。付加価値はどうつけるのか。その戦略はどうなっているのか。どう企業を発展させていくのか。」業種も違えば、立場も違う。しかし、どのように経営戦略を考えるのかはだれもかも真剣だ。自社を分析する手法だけでなく、業界の将来性をとらえる方法の必要性が望まれた。

これからのベトナム企業にとって、組織を管理することも必要だが、組織を引っ張っていくリーダーの育成が急がれる。自社に合ったリーダーの姿は何か、研修生の討議は続く。

国際交流部 担当部長 加藤 寿郎

ベトナム海外研修

実施期間
2009.12.2(水)~3(木)
研修参加者
ベトナムの企業経営幹部、管理職等33名
内容
変革型リーダーの育成
関係機関
AOTS(海外技術者研修協会)、関西経済連合会
お世話になった方々、企業・団体他(敬称略、訪問順)
イノヴェテイカ代表 三ツ松新氏、ベトナム商工会議所、Sumitomo Electric Interconnect Products(Vietnam), Ltd.
研修のテーマ :  経営管理