アフリカ南東部マラウイの食事情(2014年12月)

「ご飯食べていきなさい」といって脱穀から始めるおばちゃん


マラウイの主食「シマ」白トウモロコシを粉にして、お湯で練った団子のようなもの

お米は高級ですが、特別な日に食べます

「The warm heart of Africa(アフリカのあたたかい心)」という愛称で呼ばれている、マラウイという国をご存知ですか?タンザニアの下に位置するアフリカ南東部の小さな内陸国です。私は2010年から2012 年の2 年間、青年海外協力隊、村落開発普及員としてマラウイで活動していました。マラウイも本紙2 頁で紹介したタンザニアと同様、国民の大多数が農業に従事している農業国です。主食のトウモロコシをはじめ、豆、米、キャッサバ、タバコ、グランドナッツなども作っています。

マラウイの平均電化率は一桁で、特に地方に行けば未電化の家がほとんどです。私も50 ワットのソーラー発電で生活をしていました。炊事は薪か炭を使うので、火おこしから。 さて、マラウイの人たちは普段何を食べているのでしょうか。今回はマラウイの食事情をご紹介したいと思います。主食は「シマ」。白いトウモロコシを乾燥させ、粉にし、その粉をお湯で練って団子状にしたものです。おかずは、豆や青菜を炒めた玉ねぎとトマトのソースと混ぜたものが主流です。

お客さんが来たときは「ローカルチキン(=地鶏)」でもてなします。まずは放し飼いにしているニワトリを捕まえることから始めます。ローカルチキンは逃げ足が速く5、6 人で必死になって捕まえます。捕まえたら、屠殺。現地の包丁はキレ味が悪く、ご近所さんはいつも私の日本製の包丁を借りに来ていました。

その他にも、田んぼにいるねずみを塩茹でや炙りで食べたり、雨季に大発生する巨大羽ありの羽をむしってそのまま食べたり、フライにしたり、湖に大量発生するレイクフライ(蚊のようなもの)を団子状にして食べたりします。これらは貴重な動物性タンパク質の食材です。味は予想通りの味でした。

国際交流部 坂口