アジアの環境・省エネビジネスに取り組むTeam E-Kansai 近畿経済産業局 通商部 国際事業課 総括係 村田 喜庸 氏(2015年1月)

近畿経済産業局 通商部 国際事業課 総括係

村田 喜庸

研修員によるプレゼンテーション

Team E-Kansai メンバー企業と研修員のディスカッション

Team E-Kansai とは

「関西・アジア 環境・省エネビジネス交流推進フォーラム」(Team E-Kansai)は、アジアでのビジネス展開を志向する関西の環境・省エネ関連企業を中 心に、2008 年11 月に設立されたビジネス交流プラットフォームです。

2014 年10 月現在、会員企業数は145 に上り、アジア諸国の中でも、タイ、中国、ベトナム、インドネシアを当面の重点地域と位置付け、セミナーやHP、メールマガジン等による現地の最新情報の提供や、国内外での企業交流会の開催、現地での展示会や商談会等へのミッション派遣・受入れ等の活動を行っています。

PREX をはじめ28 の支援・協力機関(国の支援機関や地方自治体、経済団体等)と連携しつつ、重点地域ごとに異なる現地ニーズに対応したソリューション提供を目指し、活発なフォーラム活動を行っています。

PREX との連携

Team E-Kansai では、昨年度からPREX と連携し、JICA 研修事業で来日している途上国の省エネ推進や環境技術支援を担う省庁の職員、製造業の団体幹部等とTeam E-Kansai メンバー企業との意見交換会を開催しています。

今年度は10 月15 日( 水) に地球環境センター研修室に於いて、エジプト、ヨルダン、ベネズエラ、フィリピン等からの研修員16 名とTeam E-Kansai メンバー企業が意見交換を行いました。

意見交換会では、まず5人の研修員が自国における環境・エネルギー関連の課題や取り組み等についてそれぞれ紹介し、その後Team E-Kansai メンバー企業2 社から、メタン発酵を利用した発電システムや外燃型蒸気ロータリー発電エンジンを活用した低温廃熱利用システムについて技術プレゼンテーションを行いました。

引き続き行われたディスカッションでは、自国で適用できる取り組みや技術を求めている研修員と発表したTeam E-Kansai メンバー企業とで活発な意見交換が行われ、研修員たちは予定時間のぎりぎりまで熱心に質問をしていました。

PREX への期待

今回の意見交換会では、研修員にとっては関西企業の先端技術・製品を知ることができ、企業側にとっては途上国側のニーズ把握につながったということで双方にとって意義深いものであったと思います。

途上国では更なる人口増加が予想されており、環境・エネルギー関連の課題は今後益々大きくなると考えられます。こうした課題の解決には、当該国における人材育成が急務であり、PREX が行っている人材育成事業の重要性も一層高まると思います。

Team E-Kansai では、今後もPREX と連携し、アジア諸国と関西企業双方にメリットをもたらす幅広いフォーラム活動を行っていきたいと思います。