企業の発展に「カイゼン活動!」カザフスタンの企業コンサルタント(2015年12月)
カザフスタン
グルミラ・ムカノヴァさん
トレーニング&ディベロップメント(コンサルティング会社)社長
2014 年度中央アジアビジネス実務研修(C)参加者

グルミラさんが指導するビール工場を視察。

ワークショップの実習をしているグルミラさんの顧客企業。

日本で学んだワークショップを導入

私は2008 年からコンサルタントとして、ビジネススキル・パフォーマンスの向上、人材開発等に取り組んできました。2014 年度にPREX の研修に参加し、日本のカイゼンや規範について学び、今はそれらをカザフスタンの企業に導入しようと努力しています。企業向けのカイゼンセミナーを50 回実施した他、ビール工場や建設会社、幼稚園のカイゼンプロジェクトのコンサルティングにも携わってきました。セミナーやコンサルティングには、ワークショップや工具を使っての演習を応用して使うなど、日本で実際に体験し学んだことを取り入れています。

近い将来PREX と研修プログラムをつくりたい

カザフスタンでは、企業の発展にはカイゼンが必要となってきており、3 年前に比べるとカイゼンの必要性が国家的に認識されてきています。人々はカイゼンについて知ってはいますが、うまく活用できていないのが現状です。カイゼンを進めるリーダーやマネージャーにもトレーニングが必要です。カザフスタンの企業はほとんどが中小企業で、カイゼンの経験がないため日本に行ったら大変勉強になるのですが、金銭的に難しいのが現実です。幸運なことに、2012 年から工業省工業開発研究所の中小企業支援プログラムである「工業2020 プログラム」が始まり、工業分野でカイゼンや省エネに取り組む製造業関連の中小企業には、補助金を出す政策が実施されています。日本を訪れて実際に現場を見る研修も補助金を得て実施できるので、将来的には私が参加したようなカイゼンに関する研修をPREX とともに実施したいと考えています。既に何社かには声をかけており、参加したいといってくれている企業もあります。驚いたことに、ロシアの企業からも、参加したいとの声があがっています。カザフスタンの企業が、どうやって正しくカイゼンを導入できるかのアイデアを得ることができればと思います。これからニーズの調査に取りかかり、数年以内の実施を目指しています。