関経連アセアン経営研修卒業生の企業を訪問(2014年4月)

PREX は研修を一過性のもので終わらせるのではなく、研修をきっかけに作られた人的ネットワークを大切にしています。今年度は、4 月14 日から18 日にかけてベトナムホーチミン市とハノイ市の出張時に関経連アセアン経営研修の卒業生に会ってきました。訪問した帰国研修員のコメントを紹介します。

右/自社の商品について説明してくれるファン氏
下/ショールームの様子

プランターなどの手工芸品

プランターなど手工芸品製造
Alpha Pottery Vietnam (APV) Co., Ltd.
販売促進取締役グァン・ティ・キム・ファム
(2004 年関経連アセアン経営研修参加者)

当社は屋内・庭などを飾る手工芸品を製造販売会社で、現在アメリカやヨーロッパを中心に輸出しています。国内については7 区にある富裕層を対象にしていますが、80%-90%は輸出しています。デザイナーはベトナム人を起用しています。ショールームは市内から少し遠いのですが焼き物に使える土が取れるためその場所を選んでいます。

2004 年に参加した「関経連アセアン経営研修」では、会社の規模を拡大することが必ずしも良いこととは限らないと学びました。06 年、07 年ベトナムが非常に好景気だったころは「なぜ儲かるのに企業規模を拡大しないのか」という声が多かったですが、自社は家族経営でもあり、コントロールのできる範囲で経営を続けたいと考えることができました。台湾などからも引き合いやイギリスへの輸出の話などもありましたが、自社に合わないと思い断ったこともあります。今その選択が正しかったと思います。

CASUMINA はベトナムでも有数のゴム製品(主にタイヤ)製造会社で今年35 周年を迎えたそうです。右から2 番目がレ・トゥ・フン氏。

ベトナム有数のゴム製品製造会社
CASUMINA 輸出部門部長代理レ・トゥ・フン
(2013 年関経連アセアン経営研修参加者)

当社はベトナムでも有数のゴム製品(主にタイヤ)製造会社です。今年35 周年を迎えました。30 カ国以上に輸出しており2005 年以降日本企業に輸出する製品もあります。私は、輸出入部に務めていますが海外市場を拡大するために各国との関係づくりを大切にしています。幸い当社は不景気の影響を受けることなく、業績は伸びています。特に、発展途上国向けのタイヤの輸出が好調です。途上国は荷物の過剰積載が多く、道路事情も違うため、日本に出すタイヤとは違うものを出しています。現在、より業績を上げるために新しいマーケット開発をしています。

競争国は「中国」です。品質は当社のほうが優れていると思いますが、価格では勝てません。アフリカは品質が少し落ちても安いものを購入する傾向が強いので、その点で中国は強力なライバルと言えます。

国際交流部 浅沼、関野