帰国研修員との交友を温める/ベトナム・カンボジア訪問(2013年9月)

CJCCに掲示される「7S活動」のパネル

PREXでは、帰国研修員が中心となり設立され自主的に運営されている各国同窓会活動をサポートしています。今回、昨年度新たに結成されたPREXカンボジア同窓会の第1期メンバー、および2009年度より実施のベトナム日本センター経営塾を終了したメンバーで運営されるベトナム経営塾クラブメンバーと交流し、フォローアップを実施しました。(2013年9月15日〜25日)

「5S」のボードが掲げられ、整理・整頓・清掃が行き届いた研修員の工場(iDMEA社、ハノイ)。

カンボジア日本センターを訪問。同センターの講師として日本型経営や5S、KAIZENを現地企業の経営幹部らに指導者として活躍する帰国研修員もいます。

(カンボジア)日本型経営を発展させ、「7S活動」を啓発

昨年度のカンボジア日本センター(CJCC)研修「日本型経営─日本企業における5S・KAIZENの実践を中心として─」参加者の熱い思いを体しての新たなPREXカンボジア同窓会。同研修の修了生は帰国後カンボジア日本センターの講師として、既に同センターの実施する講義やシンポジウム、またマスメディア等で大活躍でした。
まず、プノンペン大学構内にあるCJCCの外壁には昨年の修了生の顔写真が掲載された横断幕が目に入ってきました。また構内の随所にそれと別の講演やシンポジウムの案内のビラが掲示され、彼らが第一線で活躍されている様子を実感しました。
その後、予定の時間には昨年度訪日のメンバー9名のうち5名が集まってくれ、彼らがカンボジア内のテレビやラジオ等のメディアでも活躍されている様子や今後のCJCCで推進する研修についての意見交換、さらには来日時の思い出話等で楽しいひと時を過ごしました。
CJCCでは日本でいう5Sに「節約」「そなえ」を加え、「7S」として日本型経営を強力にアピールいただいています。
カンボジアは元来農業国であり、第一次産業従事者が7割を占め、また、プノンペンなど都市部人口は約20%に過ぎません。しかしながら、今回訪問したプノンペン郊外の経済特区には約30社の日系企業が進出し、また、市内では日系大手の大規模商業施設の来年の創業に向けて建設工事が進んでいました。
今後、アジア経済の発展やグローバル化の拡大に従って日本企業と同国の関係も深くなることが予想されますが、CJCCの進める「日本型経営、5S・KAIZENの実践」が事業の活性化や人材育成の分野で、両国の発展に大きく貢献することと期待できそうです。

ベトナム経営塾メンバーとの交流
─現場で実践される「5S」─

今回の訪問では56名の研修員および現地で活動する関係者の方々に面会いただきました。どの地域においても歓待いただき、また、訪問地に同行いただく等、多大なる協力をいただきました。皆さんのご厚意に深く感謝申し上げますとともに、こうした繋がりと絆を今後の両国と日本のグローバル化や事業の協業・交流に役立てていきたいと思いました。

国際交流部 浅沼