バングラデシュ帰国研修員/太陽光発電の導入に向けて(2013年1月)

バングラデシュ
電力エネルギー鉱物資源省
サイエド・マブブル・ラーマン

2010年、日本での太陽光発電導入支援研修
に参加したラーマン氏。

同省で再生可能エネルギー政策および計画に日々携わるラーマン氏から同国の現状についてお伺いしました。同国では、再生可能エネルギーを促進、管理するSustainable Renewable Energy Development Authority(SREDA)の設立に関する草案が国会を通過し、運営細則などについて作成中とのことです。太陽光発電はSHSを中心に導入が進んでいますが、今後はメガソーラー発電所の建設が検討されているそうです。また、少しでも電力需要を減らす(自分で賄ってもらう)ため、系統連系による屋根への設置も始まりました。ラーマン氏は、新規建築物で契約電力が5kWを超える場合に契約電力量の3%に当たる容量の太陽光発電を設置しなければならないという政府による規制を作ったとのことです。

バングラデシュ
インフラ開発公社
レザ・ファーハン
ホック・カンドカール・モハメッド・レドワン

バングラデシュインフラ開発公社にて。ファーハン氏(2011年の研修に参加。写真右から6番目)と、レドワン氏を訪問(2012年の研修に参加。写真右から4番目)。

ファーハン氏は融資担当者で太陽光発電事業に特化した業務に就いてはいませんが、SHSを普及するNGOなどが出席するインフラ開発公社主催の会議を担当しています。帰国後すぐに上司へプレゼンテーションを行い日本の研修の様子について報告を行ったそうです。レドワン氏は太陽光発電を動力源とした灌漑用ポンプ普及の担当で、帰国後は製品規格がなかった太陽光発電灌漑用ポンプの規格を統一するための関係者会議(各部品メーカーなど)を開催し、部品メーカー間で統一規格の合意にこぎつけたそうです(JICA訪日研修では規格認証機関の重要性を伝えています)。