マラウイ帰国研修員/無電化の島を独自調査(2012年1月)

ケニア

ダグラス・ボストン・カマンガさん

(マラウイ電力供給会社)
「2010年度 太陽光発電導入計画支援(B)」に参加

2011年10月マラウイで実施したフォローアップ事業ワークショップでキック後の活動を報告するガマンガ氏

 2010年「太陽光発電導入計画支援(B)」に参加したカマンガ氏は、帰国後、独自に無電化地域(島)における太陽光発電設備設置のための調査を無償で始めました。
 JICA専門家・塩田昭夫氏による訪日研修中の講義で紹介された無電化地域の事例に触発され、マラウイでも同様の事業を実施できないかと考えたとのことです。
 無電化地域であるチシ島はマラウイ南部のチルワ湖の中にある人口約5,500 人の島です。カマンガ氏は帰国後すぐにこの島に向かい、調査を行いました。調査の結果、未電化による勉強時間不足や病院設備の不備、また未電化地域へ好んで住む教師や医療関係者が少ないことによる人材不足、そして、島の中心部に山があり人々は沿岸部に点在して住んでいるため、配電線よりも太陽光発電システムの方が適していることなどがわかりました。今後はさらに詳細な調査を行い、資金を捻出する方法を検討するそうです。
 カマンガ氏が訪日研修に触発されて帰国後すぐにアクションを起こしたこと、何よりも無償で活動していることに感銘を受けました。JICA専門員から様々なアドバイスを受け、またこの活動をフォローアップセミナーで発表したことにより、各関係者からのアドバイスと理解を得ています。今後の活動の経過についても期待しています。